ユニークな機能を備えたパーツコントローラーがアキバで注目を集めている。1つはBitFenixの5チャンネルファンコントローラー「Recon」。価格は3700円弱だ。1段の5型ベイにはめ込むタイプのコントローラーで、4.7型のタッチパネルに触れて操作するほか、ネットワーク経由でスマホやタブレット、ほかのPCから制御できる。
テクノハウス東映は「スマホと連携できるというところがポイントですね。いま自作マシンに新しい風を吹かせるなら、やはりスマホ連携ということになりますから。外出先から家のサーバの温度をチェックして、熱くなっていたらファンの回転数を上げるといった操作が可能なので、目新しさだけでなく実用性も期待できると思いますよ」と話していた。
もう1つのコントローラーは、グラフィックスカードの電圧や電源のオン/オフなどを直接制御できる「GALAXY OC PANEL」だ。対応カードに物理的に接続すると、ソフトウェアのインストールなしにパネル上のボタンやスイッチで操作できるようになる。TSUKUMO eX.の価格は1万4800円。現在の対応カードはGALAXYの「GF PGTX680-SOC/2GD5 WHITE」と「GF PGTX580-OC/1536D5 MDT4」、「GF PGTX560TI-SPOC/1GD5 WHITE3」「GF PGTX560TI-SPOC/1GD5 WHITE2」の4種類となる。
同店は「すごくニッチなアイテムなので、生かせる環境を持っている人がどれくらいいるのか不透明です。そのわりにはたくさん入荷したので、『うちの環境なら使える!』という人がいらっしゃいましたら、大歓迎です。モノとしては面白いので、もうちょっと汎用性があったら良いんですけどね……。まあ、こういうのも売っているのがアキバということで」と話していた。
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