ディスプレイアーム使えよ、いろいろとはかどるぞ広田稔のMacであるか(14)(3/3 ページ)

» 2013年01月31日 16時45分 公開
[広田稔,ITmedia]
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ノートもデスクトップも組み合わせイロイロ

 いったんディスプレイアームを据え付けてしまえば、さまざまなパターンで活用できる。筆者的には、ディスプレイ背面の死角を活用できるのがお気に入り。例えば、電源タップやドキュメントスキャナーを置いておき、必要なときだけディスプレイを気軽に動かして使える。

13インチMacBook Airとの組み合わせ。ノート型Macは閉じた状態でもACアダプターとキーボード、マウス(写真ではトラックボールだが)をつなげば電源が入って利用可能。この状態を「クラムシェルモード」という(写真=左)。閉じて使うなら、「Twelve South BookArc Desktop Stand for MacBook Air」(3480円)のようなスタンドがあるとより省スペースを実現できる(画像=右)

ノートのディスプレイを開いて使う場合も、左や上など机のスペースに応じて調節できるのがうれしい

回転して縦位置で使ってもOK。その際、「システム環境設定」の「ディスプレイ」にてデスクトップの回転を指示しておこう(写真=左)。縦位置でITmediaのトップページを表示したところ(画像=右)

21.5型iMacとあわせた場合。ディスプレイの裏側に電源タップを隠しておけば、アクセス性もよく、見た目はかなりすっきりして気分がいい

最新のiMacはThunderbolt端子が2つあるので、両方につないでトリプルディスプレイにしてみた。右のディスプレイはディスプレイアームではないため、足の部分がはみ出てややじゃま(写真=左)。ディスプレイの高さをぴったり合わせられるのもいい。なんとなくずれてると気になりません?(写真=右)

 筆者が使っているディスプレイアームは、意外と仰角側にも回転するので、見下ろす角度にディスプレイを調節することもできる。そのままアームを持ち上げて、立って原稿を書くような芸当も実現してくれる(といってもキーボードとマウスを置く台は必要になるが)。ずっと座ってると腰痛になりがちなので、ディスプレイを動かしつつ、立ったり座ったりして作業するのもアリかもしれない。

 今回の組み合わせでは使いにくかったが、ディスプレイアームの種類によってはペンタブレット対応ディスプレイを据え付けて使うこともできるはずだ。いろいろと夢が膨らんで仕事がはかどる(気分にさせてくれる)ディスプレイアームを、ぜひ導入してみてはいかがだろうか。

著者紹介:広田稔

 Mac雑誌の編集者、IT系ニュースサイトの編集記者を経てライターに。アップルとインターネットが専門分野で、初代iPhoneが発表された「Macworld Expo 2007」や、初音ミクの海外初ライブとなる「MIKUNOPOLIS」、ニコニコ動画史上最大のイベント「ニコニコ超会議」などをがっつり取材した。

 近著は「ニコニコ動画めもりある ニコニコ大会議編」(アスキー・メディアワークス)など。個人のTwitterアカウントは「kawauso3」です。


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