レノボ、ディスプレイ回転機構で4種のスタイルを使い分けられるコンバーチブルUltrabook「ThinkPad Twist」

» 2013年02月19日 12時18分 公開
[ITmedia]

 レノボ・ジャパンは2月19日、液晶ディスプレイを180度回転できるコンバーチブル機構を備えた12.5型Ultrabook「ThinkPad Twist」を発表、2月20日に販売を開始する。

photophotophotophoto ThinkPad Twist  左からラップトップモード、タブレットモード、スタンドモード、テントモード

 ThinkPad Twistは、1366×768ドット表示に対応したIPSパネル採用12.5型ワイド液晶を内蔵したUltrabookで、ディスプレイ回転機構により4種類のスタイルの使い分けができるのが特徴。通常のノートPCスタイルの「ラップトップモード」、液晶を回転して折りたたんだ「タブレットモード」のほか、ひざの上に乗せた状態で操作しやすい「スタンドモード」、机上操作に向く「テントモード」の計4スタイルを利用できる。ディスプレイは5点タッチパネルに対応するほか、“ゴリラガラス”も装備した。

 CPUは第3世代Coreプロセッサを選択可能で、メモリ(最大8Gバイト)/搭載ストレージもカスタマイズできる。入力インタフェースはタッチパネルのほか、トラックポイント/クリックパッドも装備。サウンド出力は「Dolby Home Theater v4」に対応した。

 インタフェースはMini HDMI/Mini DisplayPort出力のほか、720p対応Webカメラ、Bluetooth 4.0、USB 3.0×2、有線LAN、4in1カードリーダーなども内蔵した。OSは標準でWindows 8 Proを導入。バッテリー駆動時間は約7時間(構成により変化)、本体のサイズは313(幅)×236(奥行き)×20(厚さ)ミリ。本体重量は標準で約1.58キロだ。

 また、レノボ・ジャパンでは暫定ながら日本市場向けの構成例として、Core i7-3537U(2GHz、Turbo Boost Technology有効時で最大3.1GHz)を搭載するハイエンド構成と、Core i5-3337U(1.8GHz、Turbo Boost Technology有効時で最大2.7GHz)を搭載するミドルレンジ構成、そして、Core i3-3217Uを搭載するバリュー構成を提示している。それぞれの実売価格は、ハイエンド構成が11万円前後、ミドルレンジ構成が9万3000円前後、バリュー構成が8万5000円前後となる見込みだ。ただし、あくまでも暫定なので、今後変更になる可能性もある。

ThinkPad Twistの主な構成例(ただし、暫定的なもので今後変更する可能性あり)
構成例 CPU OS システムメモリ データストレージ 無線接続 想定価格
ハイエンド構成 Core i7-3537U 64ビット版 8 8GB HDD 500GB(5400rpm)+mSATA 24GB 802.11b/g/n&Bluetooth 11万円前後
ミドルレンジ構成 Core i5-3337U 64ビット版 8 4GB HDD 320GB(5400rpm)+mSATA 24GB 802.11b/g/n&Bluetooth 9万3000円前後
バリュー構成 Core i3-3217U 64ビット版 8 4GB HDD 500GB(5400rpm)+mSATA 24GB 802.11b/g/n&Bluetooth 8万5000円前後

(記事掲載当初、レノボ・ジャパンが公開したWindows 8の情報に誤りがありました。2月20日に同社が正しい情報を公開したことに伴い、記事内容も変更しました)

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