気分よくMacを使うために覚えたい「システム環境設定」10のポイント(後編)広田稔のMacでいこうず(18)(2/2 ページ)

» 2013年05月13日 16時27分 公開
[広田稔,ITmedia]
前のページへ 1|2       

その8:ユーザーとグループ

 「ユーザーとグループ」は、その名の通りユーザーを管理するパネル。家族全員で1台のMacを共用する際、同じユーザーを使っていると、何かの拍子にWebブラウザの履歴を見られたり、秘密のファイルを開かれたりとプライバシーなどで不都合が生じることもあるはず。そんなケースでは「ユーザーとグループ」にてユーザーを作成しておこう。さらに子供向けのユーザーを作るときは、使えるソフトや閲覧できるサイトなどを制限する「ペアレンタルコントロール」も併せて設定しておくといい。

左下の鍵アイコンをクリックして、ユーザー名とパスワードを入力して認証されれば、自分のログインアイコンやパスワードを変えられる

鍵アイコンの上にある「+」ボタンを押せば、フルネーム(表示名)/アカウント名/パスワード/パスワードのヒントを入力してアカウントを作成できる。1番上にあるメニューはアカウントの種類を指定するもので、普通は「通常」、子供は「ペアレンタルコントロールで管理」にしておけばいい

「ペアレンタルコントロール」はまた別のパネルになる。ソフトやウェブサイトのほか、連絡できる相手や使える時間帯なども制限できる

ユーザー名をクリックし「ログイン項目」タブに切り替えれば、Macの起動時、一緒に立ち上げておきたいアプリをまとめて指定できる。個別に指定するときは、Dockのアイコンを右クリックして「オプション」→「ログイン時に開く」と指定すればいい

その9:Time Machine

 PCを使うにあたって忘れていけないのがバックアップだ。重要なデータを手動でコピーするのもいいが、定期的に実行するのは割と面倒なので、OS Xが用意している「Time Machine」という自動バックアップ機能を使うといい。外付けHDDなどを買ってきて、自宅で接続しておけば、放置している間に勝手にバックアップしてくれる。Mac自体が壊れたときには、このディスクから復元が可能だ。なお、初回のバックアップは時間がかかることがあるので、休日などに実行しておこう。

外付けHDDディスクを初めてつなぐと、Time Machineでバックアップするかどうかを聞かれるので、ここで実行しておけばOK。「Time Machine」パネルの右下にある「オプション」ボタンでは、バックアップの対象外にする項目を選べる

その10:起動ディスク

 「Boot Camp」を利用してWindowsをインストールした場合、この「起動ディスク」パネルから、立ち上げるディスクを選ぶことになる。またMacを外付けHDD化する「ターゲットディスクモード」も指定できる。例えば、ファイルサイズが数GバイトにもなるムービーファイルをMac間で移動したいときなどに使うといい。

ディスクを選んで、「再起動」を押せばOK。なお、Macは外付けHDDにOSをインストールして起動できるが、その内蔵/外付けを切り替えるときにも「起動ディスク」パネルから指定する

「ターゲットディスクモード」を選んで再起動すると、Macの画面にThunderboltやFireWireのアイコンが現れる。そのままほかのMacにFireWire/ThunderboltのケーブルでほかのMacにつなげば、普通にデスクトップに現れる。コピーし終わったらデスクトップから排出し、電源を押して切って再起動すれば、また元通りになる

コラム:覚えておきたい、Finderやファイルの設定場所

 「OSの設定っぽいのに、どのパネルを探してもない……」という項目は、もしかしたらFinderの環境設定にあるかもしれない。FinderはWindowsでいう「Explorer」で、ファイルやフォルダを管理したり、デスクトップを表示する役目を担っている。

 Dockでいえば、1番左にあるDockから外せない笑顔アイコンのアイツだ。デスクトップを1度クリックするとFinderに切り替わるので、「Finder」メニューから「環境設定」を選んで設定を変えよう。

「一般」タブにある「デスクトップに表示する項目」では、内蔵ストレージやCD/DVDをデスクトップに表示するかどうかを選べる。標準では、新規ウィンドウを開くと「マイファイル」が現れるが、いきなり「機密書類」が現れてドキッっとするのを防ぎたい人は家アイコンのホームフォルダなどに変えておくといい。そのほか「サイドバー」タブではサイドバーに表示する項目が、「詳細」ではゴミ箱を空にする前に警告を表示するかどうかを指定できる

特定の種類(拡張子)のファイルを、決まったアプリで開きたいときは、まずそのファイルを選んで「command」+「I」。現れた情報ウィンドウの「このアプリケーションで開く」メニューからソフトを指定して、「すべてを変更」ボタンを押せばいい。筆者的には、MP3やAACのファイルを開くと必ずiTunesが起動して、ファイルがコピーされて困るので、QuickTime Xで開かせるために利用している


著者紹介:広田稔

 Mac雑誌の編集者、IT系ニュースサイトの編集記者を経てライターに。アップルとインターネットが専門分野で、初代iPhoneが発表された「Macworld Expo 2007」や、初音ミクの海外初ライブとなる「MIKUNOPOLIS」、ニコニコ動画史上最大のイベント「ニコニコ超会議」などをがっつり取材した。

 近著は「ニコニコ動画めもりある ニコニコ大会議編」(アスキー・メディアワークス)など。個人のTwitterアカウントは「kawauso3」です。


前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年05月13日 更新
  1. 「MacBook Neo」は「イラスト制作」に使えるか? Appleが仕掛ける“価格の暴力”を考える (2026年05月12日)
  2. 高騰続くパーツ市場、値札に衝撃を受ける人からDDR4使い回しでしのぐ自作erまで――連休中のアキバ動向 (2026年05月11日)
  3. 画面を持たない約12gの超軽量ウェルネストラッカー「Google Fitbit Air」 1万6800円で5月26日に発売 (2026年05月07日)
  4. オンプレミスAIを高速化する「AMD Instinct MI350P PCIe GPU」登場 グラボ形態で既存システムに容易に組み込める (2026年05月11日)
  5. NVIDIA“一強”を突き崩すか AMDのAIソフトウェア「ROCm」と次世代GPU「Instinct MI400」がもたらす新たな選択肢 (2026年05月12日)
  6. USB Type-Cの映像出力をワイヤレスでHDMI入力できる「エレコム ワイヤレス HDMI 送受信機セット DH-CW4K110EBK」がセールで1万2580円に (2026年05月08日)
  7. 過去最高の受注急増と苦渋の全モデル受注停止――マウスコンピューター 軣社長が挑む“脱・メーカーのエゴ”と激動の2026年 (2026年05月11日)
  8. ノートPCを4画面に拡張できる“変態”モバイルディスプレイ「ROADOM 14型 モバイルマルチディスプレイ X90M」が6万1560円に (2026年05月12日)
  9. サンワ、サイドホイールを備えた多機能ワイヤレスマウス (2026年05月11日)
  10. NAS向け低容量HDD枯渇に「Core Ultra 200S Plus」品薄も――大型連休明けのストレージとメモリ最新動向 (2026年05月09日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年