“母さんが夜なべマザー”と評判です――防水コーティングのOCマザー「Z87 OC Formula」が登場古田雄介のアキバPickUp!(3/4 ページ)

» 2013年07月01日 13時26分 公開
[古田雄介(ぜせ)&ITmediaアキバ取材班,ITmedia]

だいたい3万円台で「GeForce GTX 760」搭載グラフィックスカードがデビュー!

ZOA秋葉原本店の新製品コーナー

 先週、GeForce GTX 780/770に続く新GPU「GTX 760」を搭載したグラフィックスカードが、複数のメーカーから一斉に登場した。価格は3万円弱から3万6000円の間で、初回はオリジナルクーラーを搭載したオーバークロックモデルばかりがラインアップされている。

 GeForce GTX 760は、GTX 770の下位にあたる製品で、コアクロックが980MHz(ブースト時最大1033MHz)、メモリクロック1502MHzとなる。CUDAコアは1152個だ。TSUKUMO eX.は「スペック的にはGTX 660 Tiの後継になるのかなと思います」という。

 初回から好調に売れているモデルも少なくない。パソコンショップ・アークは「ゲームバンドルタイプなども含めて、わりと順調に売れています。GeForce GTX 780/770のころに比べると旧世代の在庫がかなり薄くなってきたことも背景にあると思います。600から700ファミリーへは割と順調なバトンタッチが行われそうな感じです」と語る。

 対象的に、GTX 660/660 Tiの在庫が比較的多く残っているショップからは逆向きの声が聞こえる。ZOA秋葉原本店は「GTX 660が底値で2万円ちょっとになっていますからね。最近はそこまでハイスペックなGPUを求めるゲームが少ないので、『前のも評判よかったし、安いからこれでいいや』という方が多いんですよね。本当、ハイスペックを要求するキラーコンテンツの登場が待ち望まれます」としみじみ話していた。

ギガバイトの「GV-N760OC-2GD」。価格は3万5000円弱(写真=左)。InnoVISIONの「Inno 3D C760-1SDN-E5DSX」は3万6000円弱で出回っている(写真=中央)。バイオハザード6のダウンロードクーポンを同梱する、MSIの「N760GTX Twin Frozr 4S OC」。こちらも3万6000円弱だ(写真=右)

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