NECパーソナルコンピュータは11月12日、Android 4.2を採用した7型タブレットの新シリーズ「LaVie Tab S」(TS507/N1S)を発表。2013年11月中旬に発売する。ラインアップはTS507/N1Sの1モデル。価格はオープン、発売時実売価格は2万8000円前後と予想される。
LaVie Tab Sシリーズは、既存の「LaVie Tab E」シリーズに続くNECパーソナルコンピュータ製Androidタブレットの拡充シリーズ。エントリー層/ホーム層をターゲットにしたLaVie Tab Eシリーズに対し、7.9ミリ厚/250グラムの7型クラスとしてかなり薄く軽いボディを採用し、デザイン性や携帯性を重視する層に向けて展開する。シリーズ名のSは「Stylish」を示すという。
ボディは、7型サイズの手ごろなボディサイズをさらに薄く、軽量に洗練させたデザインを大きな特長とする。厚さ7.9ミリ、幅116ミリ、重量約250グラムの狭額縁+薄型・軽量サイズを、ディスプレイ部分の薄型化とタッチ操作性を高めるダイレクトボンディング工法や薄くても不安のない強固な金属フレームの採用などにより実現した。カラーはシルバー。裏面はレーザー彫り加工によりファブリック調の質感再現した手触りのよいテクスチャーを施した。
ちなみに同じ7型タブレットでは、例えばNECのLaVie Tab E(TE307)は約350グラム/10.7ミリ厚、7型AndroidのベンチマークとなるNexus 7(2013)は約290グラム/8.6ミリ厚。LaVie Tab Sはこれらと比べてもかなり軽く、薄いことが伺える。
プロセッサはクアッドコアのMediaTek MT8125(1.2GHz)、メインメモリは1Gバイト(LPDDR2)、ストレージは32Gバイトフラッシュ、ディスプレイは1280×800ドット表示で5点タッチパネル付きの7型ワイドIPS液晶ディスプレイとする基本仕様に、802.11b/g/n準拠の無線LAN、Bluetooth 4.0、フロント160万画素/リア500万画素CMOSカメラ、GPS/加速度/照度センサー、モノラルスピーカー/モノラルマイク、Micro USB×1、ヘッドフォン/マイク兼用端子などの機能を搭載する(microSDスロットは非搭載)。
OSはAndroid 4.2。Google認証機器にてGoogle標準アプリケーションはもちろん、Office互換アプリ「Kingsoft Office」、セキュリティアプリ「ウイルスバスターモバイル」、PC/Skydrive連携機能付きコンテンツ管理アプリ「コンテンツナビモバイル」、音声付きの英会話文例集「指さし会話アメリカ touch&talk BASIC」、歌詞表示+オンライン購入対応音楽再生アプリ「music.jp PLAY」、日本語入力システム「Simeji」、音質改善祖リューション「Dolby Digital Plus」などをプリインストールする。
改めて、本体サイズは116(幅)×191(高さ)×7.9(厚さ)ミリ、重量は約250グラム。バッテリー動作時間はWeb表示時で約8時間、動画再生時で約6時間。3.8ボルト/3450mAh仕様のバッテリーを内蔵する。
LaVie Tab S店頭モデルの概要(その1) | ||||||||
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シリーズ名 | モデル名 | タイプ | 従来比較 | CPU | メモリ | HDD/SSD | OS | 実売価格 |
LaVie Tab S | TS507/N1S (1色) | Androidタブレット | 新シリーズ | MT8125 (1.2GHz) | 1GB (LPDDR2) | 32GB フラッシュ | Android 4.2 | 2万8000円前後 |
LaVie Tab S店頭モデルの概要(その2) | ||||||||
シリーズ名 | モデル名 | 液晶 | 解像度 | 無線通信 | バッテリー動作時間 | TV/オフィス | サイズ(幅×高さ×厚さ) | 重量 |
LaVie Tab S | TS507/N1S (1色) | 7型ワイド (IPS/タッチパネル) | 1280×800 | 802.11b/g/n、Bluetooth 4.0 | 約16時間 | ─ / Kingsoft Office | 116×191×7.9ミリ | 約250グラム |
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