デルは7月17日、Android 4.4搭載の8型タブレット「Venue 8」を発表した。ラインアップはWi-Fiモデル(ブラック)と、SIMフリーLTE対応モデル(ブラック/レッド)を用意しており、前者は7月17日発売で2万2980円(税込、以下同)、後者は9月5日発売で2万7980円だ。
デルのVenueシリーズは、これまでWindowsタブレットの8型モデル「Venue 8 Pro」と10.8型モデル「Venue 11 Pro」が国内で販売されていたが、海外ではAndroidタブレットのラインアップも用意していた。同社が国内にVenueシリーズのAndroidタブレットを投入するのは今回が初めてとなる。
SoCは2コアのAtom Z3480(2.13GHz)を採用。Windowsタブレットに搭載例が多い開発コード名「Bay Trail」と同じSilvermontのCPUコアを用いる一方、コア数を4コアから2コアに、統合グラフィックスをHD GraphicsからPowerVR G6400に変更した「Merrifield」というSoCだ。
1Gバイトのメモリ(LP DDR3)、16Gバイトストレージ(eMMC)、1920×1200ピクセル表示のタッチパネル付き8型ワイドIPS液晶ディスプレイを搭載する。
通信機能はIEEE802.11acの無線LAN、Bluetooth 4.0を標準装備。LTEモデルはHSPA+ 4G LTEに対応し、GPSも採用する。SDXC対応のmicroSDメモリーカードスロット(最大64Gバイト)、Micro USB(ABコネクタ/充電用)、ヘッドフォン/マイク兼用端子、200万画素のインカメラ、500万画素のメインカメラを備えている。
本体サイズは130(幅)×216(高さ)×8.95(奥行き)ミリ、重量は約338グラム。バッテリー駆動時間は最大7.6時間(Webブラウズ時)。
Dell Castアダプタ、Dell BluetoothポータブルスピーカーAD211、Dell Duoタブレット ケース、Dell 回転式二つ折りケース、Dellアクティブスタイラスペンなどの純正アクセサリを用意している。
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