アップルは10月17日(日本時間)、スペシャルイベントを開催し、新型iPadなどを発表しました。「iPhone 6/6 Plus」と「Apple Watch」を発表した9月よりも規模は小さめでしたが、発表内容はてんこ盛り。
ハード、ソフトともに来週までリリースラッシュが続きますし、アップルのオンラインストアでは、いくつか取扱商品や価格設定も変わっています。迷う、楽しいけど迷う! そもそも何がいつ出るんだっけ……。
そこで、これまで発表されたものを含め、いつ何がリリースされるかをまとめてみました。表記は一部を除きすべて日本時間です。
OS X Yosemiteは、すでにMacApp Storeにて無料でダウンロードできます。デザインが一新されたほか、iOSとの連携機能を多数搭載。オンラインストレージサービスの「iCloud Drive」も、本格的な運用がようやく始められそうです。
Mac miniは2012年以降、久しぶりのアップデートとなり、ネット界隈はにわかに盛り上がりました。新モデルの発表にともない「OS X Server搭載Mac mini」は販売を終了、サイトも閉鎖されたようです。
iMac Retina 5Kディスプレイモデルは、事前のリーク情報があったものの、いざ本当に発表されると改めて驚いた人も多いのでは? 公式サイトのiMac Retina 5KディスプレイモデルのページをWebブラウザでスクロールしながら見ると、「おぉっ」となる仕掛けがあります。こ、これが5Kの威力……!
iPad Air 2の発表では、カメラの進化が印象的でした。画素数は500万から800万に増え、写真のバーストモードやビデオのスローモーション機能も搭載されるなど、iPhoneとほぼ変わらない性能が期待できそう。iPadで写真を撮影したり、FaceTimeでビデオ通話する機会が増えるかもしれませんね。
一方、新型モデルの発表にともない、旧モデルのiPad Air、iPad mini 2、iPad miniは、6000円〜1万5000円ほど値下がりしています。なお、iPad Air、iPad mini 2の64Gバイトモデルと128Gバイトモデルは販売を終了した模様。
イベントでは、Apple Payのサービス開始日も明らかになりました。同日にリリースされるiOS 8.1にApple Pay機能が実装されます。American Express、MasterCard、Visaのクレジットカードやデビットカードに対応するほか、全米500以上の銀行が対応を表明。米国におけるクレジットカード購入額の83%をカバーするそうです。日本ではいつ利用できるようになるのでしょうか?
iOS 8.1では、OS X Yosemiteとの連携機能がさらに強化されます。Mac上でSMSを返信できる機能などは、iOS 8.1以降で利用可能。さらにイベントではカメラロールの復活も発表されました! 様子見だったiOS 7組も、これでようやくiOS 8にアップデートできそう!?
また、撮影した写真や動画をiCloudで管理し、iPhone、iPad、MacやWindows PCで共有できる「iCloud Photo Library」β版の提供も始まります。
振り返ってみるとこの1、2カ月の間に、新製品がハイペースでもたらされていることが分かります。今後はおそらく2015年初頭まで、Apple Watch関連のウワサが飛び交うことになるでしょう。お財布と相談しながら購入計画を練らなければ、アップル破産しそうな勢いです。
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