サイコムは、NVIDIAの最新フラッグシップGPU「GeForce GTX TITAN X」を水冷化して搭載したデュアル水冷モデル「G-Master Hydro」シリーズを発売した。ラインアップは、ミニタワーケースを採用した「G-Master Hydro-Mini2」と、ミドルタワーの「G-Master Hydro-Z97」と「G-Master Hydro-GK3-FFXIV」および「G-Master Hydro-X99II」の計4モデル。最小構成時の価格は、順に29万370円、28万7280円、31万1050円、34万1660円(すべて税込み)。
G-Master Hydro-Mini2は、Corsair製Micro ATXケース「Obsidian 350D Windowed」を採用し、CPUとGPUに簡易水冷キットを導入したデュアル水冷モデル。GPUクーラーは「Asetek 740GN」とNoctua製静音ファン「NF-F12」を組み合わせて独自に水冷化している。ベースモデルのスペックは、Core i7-4790(3.6GHz/最大4GHz)、8Gバイトメモリ、500GバイトHDD、GeForce GTX TITAN X、DVDスーパーマルチなど。なお、GPUを最小構成のGeForce GTX 970に変更すれば18万690円から購入可能だ。
一方、G-Master Hydro-Z97とG-Master Hydro-GK3-FFXIV、およびG-Master Hydro-X99IIは、いずれもFractal Designの「Define R5」をケースに採用したモデル。搭載マザーボードが異なり、Hydro-Z97とHydro-GK3-FFXIVがASRockの「Z97 Extreme4」、Hydro-X99IIがX99 Extreme4を標準搭載する。グラフィックスにGeForce GTX TITAN Xを採用し、サイコムが独自に水冷化している点は共通だ。
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