3月に開催されたアップルの発表会では、新モデルの「新しいMacBook(12型)」、「Apple Watch」の価格や発売日発表に隠れてしまいがちだったが、薄型軽量ノートPC「MacBook Air」シリーズもモデルチェンジが行われた。
11インチと13インチモデルともに、CPUは第5世代Core(Broadwell)に、GPUもIntel HD Graphics 6000に更新されたほか、インタフェースでは最大10GbpsのThunderboltポートが最大20GbpsのThunderbolt 2ポートに高速化したのがポイントだ。
そのほかの仕様は従来モデルと変わらず、バックライト付きキーボードとマルチタッチトラックパッドも同様で、「新しいMacBook(12型)」やモデルチェンジした「13インチMacBook Pro」が搭載する「感圧タッチトラックパッド」の採用は見送られた。
一方、前モデルではOS X環境で非対応(Boot Camp環境では可能)だった外部ディスプレイへの4K出力に対応したのがトピックだ。解像度は4096×2160ピクセル(24Hz)と3840×2160ピクセル(30Hz)から選べる。
為替の影響もあってか、先代モデルから価格は128Gバイトモデルで1万4000円、256Gバイトモデルで1万8000円も上昇しているのは苦しいが、価格を重視したMacBookシリーズを買うなら、真っ先に候補に挙がるモデルなのは間違いない。
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