COMPUTEX TAIPEI 2015のPCパーツベンダーのブースでは、PCケースをカスタマイズ(というより、巨大なオブジェ造形の域に近い)する「MOD」の展示が多かった。カスタマイズベースのPCケース「Core Xシリーズ」「Core V」シリーズをそろえるThermaltakeのブースでも当然ながら、巨大なMODを展示していた。
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ThemaltaleのブースではこのMODのベースとなったCore X9をはじめとする、巨大なPCケース「Core」シリーズのラインアップが所狭しと並んでいた。日本でも3月から販売しているが、この大きさを目の当たりにすると、日本の家屋で購入するのはいろいろな意味で勇気がいるなあ、と思わずにはいられない。買ったはいいものの、家族から「あなたぁぁぁああああ! こんなにでっかいもの買ってきて、どこに置くつもりなののおおおおおぉぉぉぉ!」となっているご家庭も多いはずだ(とはいえ、捨てるのもひと苦労だろうから、そういう意味では買ったもん勝ち)。
そういうフィードバックがあったからかどうかは知らないが、Thermaltakeは、“壁掛け”タイプのPCケース「Core P5」を公開した。おお、これなら、底面積的に場所を取らなくて済む。「家庭のトラブルを避けるためにCore P5を開発したのですか?」という質問に、Thermaltakeは「そういうクレームは聞いたことがありません。これは、組み込んだPCパーツをアートのように楽しむためのPCケースです」と答えている。日本でも販売を計画しており、出荷開始は9月を予定している。ただし、価格はまだ決まっていない。
こちらはブース展示のために特注した巨大な壁掛けPCだ。グラフィックスカードはPCI Express x16対応スロットからフレキシブルケーブルを延ばして、マザーボードの下に2枚並べて配置している。冷却水チューブの取り回しなど、ここまでやってしまうと、あとさき考えずに欲しくなってしまうこの症状に名前をつけたい
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