メーカー製ならではの丁寧な作り! レノボのゲーミングPC「Legion Y720 Tower」(Ryzen×RADEONモデル)を試す:画像・動画編集にも(1/3 ページ)

» 2018年02月23日 06時30分 公開

 レノボ・ジャパンの「Lenovo Legion Y720 Tower」は、同社のWeb直販「レノボ・ショッピング」限定で販売しているタワー型ゲーミングPCだ。2月22日現在、Y720 TowerにはIntelのCoreプロセッサを搭載する「Intelモデル」と、AMDのRyzenプロセッサを搭載する「AMDモデル」が3機種ずつ用意されている。

 この記事では、AMDモデルの最上位構成「90H9000FJM」(税込標準価格19万7640円)の実力を検証する。

レビュー機材 今回レビューする「Lenovo Legion Y720 Tower(90H9000FJM)」(右)。ディスプレイ(左:Lenovo L24q-10)、キーボードやマウスはオプション。別途用意する必要がある

メンテナンスしやすいツールレス設計

 Legion Y720 Towerのボディーで一番目を引くのは正面の「Y」ロゴだ。Legionシリーズのトレードマークともいえるこのロゴは、電源を入れると赤く光る。筆者の主観ではあるが、正面に広がるカーボン調のパターンと相まって、これがなかなかカッコ良い。

斜め振り 本体正面には、Legionシリーズの象徴ともいえる「Y」ロゴがある。このロゴは、LenovoのゲーミングPCが元々「ideapad Yシリーズ」だったことに由来している
光るロゴ 電源が入るとYロゴとその左下・右下にあるラインが光る(筆者撮影)

 本体正面には5インチドライブベイが2つある。そのうち上部の1つにはDVDスーパーマルチドライブが搭載されている。

 せっかくのハイエンドモデルなので、ここはBlu-ray Discドライブでも良かった気もするが、恐らくコスト面での兼ね合いからこのようになったと思われる。Blu-ray Discドライブが必要なら、別途購入して上部のドライブと換装するか、下部のベイに追設しよう。

5インチベイ 本体正面には5インチベイが2つ用意されている。上部のベイにはDVDスーパーマルチドライブが搭載されている

 タワー型ゲーミングPCといえば、内部のメンテナンスやパーツの交換も頻繁だ。その度にドライバーを取り出してパーツの交換……というのは面倒だ。

 Legion Y720 Towerでは、「CRU(Customer Replacable Unit)」に指定されているハードウェア・パーツを保証規定の範囲内において自分で交換できる。本体内部のパーツにおいて、CRU指定されているものは以下の通り。※印の付いているものは、高スキルユーザー向けのCRUとなる。

  • 光学ドライブ
  • メモリーモジュール
  • HDD/SSD
  • グラフィックスカード※
  • CPUクーラー※
  • ヒートシンク※
  • 電源※
  • Wi-Fi/Bluetoothカード※
  • CMOSバッテリー※

 パーツを追加・交換する際にはボディーの一部を開ける必要がある。

 その点、Legion Y720 Towerは「ツールレス設計」となっており、ボディー右側面のパネルやフロントベゼルを工具なしで開けられる。パーツも一部を除いて工具なしで取り付け・交換可能だ。「あれ、ドライバーどこやったっけ……?」と迷う必要は、基本的にない。

スライドスイッチ 本体背面上部にあるスライドスイッチを左にずらしてから天面後部にあるカーボン状のパターンの場所を押すと……(筆者撮影)
右側面が開く ボディーの右側面が開き、本体内部へアクセスできる(筆者撮影)

 パネルを外すと、さまざまなパーツにすぐアクセスできる。ケーブルもキレイに取り回されているので、メンテナンスもしやすい。

右側面(開いた状態) 本体内部。ケーブルなどの取り回しは良好

 先述の5インチベイの他に、本体内部には3.5インチHDDベイが2つある。今回レビューしているモデルでは、ここに2TBのHDDが1つ装着されている。レビューした個体では、Seagate製の「ST2000DM001」を搭載していた。

 空きベイには装着用のアタッチメントがはめ込まれている。これを手持ちの3.5インチSerial ATA HDDに装着し、ベイに挿入し、ケーブルをつなげれHDDを簡単に増設できる。もちろん、この作業は“ツールレス”で行える。

 先述のDVDスーパーマルチドライブ(光学ドライブ)も、ツールレスで着脱可能だ。

HDDベイ 本体内部のHDDベイ。下にある2つ目のベイにあるアタッチメントを使えば、手持ちの3.5インチHDDを装着できる(筆者撮影)
HDDを取り外した図 ケーブルを外した後、アタッチメントの両側にある「でっぱり」をつまめば簡単にHDDを取り出せる。取り付けは逆の手順で行える(筆者撮影)
光学ドライブを取り外す図 光学ドライブは、本体内部のケーブルと本体正面のベゼルを取り外した後で、本体正面から見て左側にあるストッパーを押さえながら引っ張り出す

 ゲーミングPCユーザーは、メンテナンスのために本体内部にアクセスすることが多い。ツールレス設計は大変ありがたいはずだ。

 ただし、取り付け・取り外しに少し力が要る場面もある。けが防止も兼ねて、できる限り静電気防止手袋を着けて作業をすることをおすすめする。

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