スマートスピーカーの便利機能「ショッピングリスト」 Amazon EchoとGoogle Homeのどっちが使いやすい?山口真弘のスマートスピーカー暮らし(2/2 ページ)

» 2018年06月09日 06時00分 公開
[山口真弘ITmedia]
前のページへ 1|2       

2社のリスト機能にみる設計思想の違いとは

 Google HomeとAmazon Echo、どちらも使い方はほぼ同じと書いたが、詳しく見ていくと設計思想の違いらしきものが見えてくる。一方のスマートスピーカーだけを所有している人にはあまり関係ないだろうが、両者を所有している人にとっては、どちらを使うべきかの判断材料になるはずなので、ざっとチェックしておこう。

 まずAmazon Echoだが、「リスト」という名前からも分かるように、買い物リスト以外の、タスクリストなども作成できる。正確に言うと、最初からリストは「買い物」と「やること」の2つに分かれており、前者が「買い物リスト」、後者は「タスクリスト」として利用できる。

 もっともタスクリストについては豊富な機能を備えた専用アプリがあり、一般的に締切日やリピートの有無、優先順位などを設定できるが、それに比べるとAmazon Echoのタスクリストはあくまでメモレベルでしかない。その点だけは把握して、必要に応じて使い分ければよいと思う。

 またAmazon Echoは、リスト上のアイテムを長押しすると、「Amazonで○○(アイテム名)を検索」「Bingで○○(アイテム名)を検索」といった、オンラインでショッピングを行うためのサブメニューが表示される。リアル店舗でのショッピングに限定していないところがいかにもAmazonらしい。

shopping listshopping list Amazon Echoの場合、リストの上部を見れば分かるように「買い物」と「やること」に分かれており、一般的なToDoも登録できる(画像=左)。ただしGoogle Homeと異なり、リスト自体の数をこれ以上増やすことはできない。Amazon Echoのリストは、アイテム名を長押しするとさまざまな操作が行える(画像=右)。Google Homeはこのようなサブメニューはない

 一方のGoogle Homeも、複数のリストを作成できるので、タスクリストを作ろうと思えば作れるのだが、音声でアイテムを追加できるのはあくまでショッピングリストのみだ。それ故、「ねぇ Google、タスクリストに部屋掃除を追加して」と指示しても、「はい、部屋掃除をショッピングリストに追加しました」となってしまう。

shopping list Google Homeはリストを自由に増やせるが、音声でアイテムを追加できるのはショッピングリスト(買い物リスト)だけだ

 また、Googleは以前からGmailやGoogleカレンダーで使えるタスク管理ツール「Google Tasks」があり、これらは2018年4月に公開されたiPhone・Androidアプリ「Google ToDoリスト」から参照できるのだが、Google Homeから登録可能なショッピングリストはこれらと連携しておらず、全くのスタンドアロンである。この辺りはちょっともどかしい。

実用性が高いのはどちら?

 以上が使い方および特徴なのだが、では筆者はどちらを使っているかというと、この半年あまり、Google Homeのショッピングリスト機能ばかりを使っている。

 というのも、Google Homeのショッピングリストは、スマホのホーム画面にショートカットを置くことができ、ダイレクトに呼び出せるからだ。これがAmazon Echoだと、スマホでリストを表示するにははわざわざAlexaアプリを起動し、メニューから「リスト」を選ばなくてはならず、店頭で手間が掛かりすぎる。

shopping listshopping list Google Homeのショッピングリストは、オプションから「ホーム画面に追加」を選ぶことで、スマホのホーム画面にショートカットを置ける(画像=左)。スマホのホーム画面にショートカットを置いておけば、ダイレクトに呼び出せるので、買い物の際に便利だ(画像=右)

 実はこのリスト、どちらもブラウザベースで表示可能であり、前述のGoogle Homeのショートカットも単なるURLショートカットにすぎないのだが、今のところAmazon Echoはスマホで開こうとするとアプリインストールの画面に飛ばされてしまい、リストを一発で開くことができない。

 ただしPCではURL指定で表示できたりもするので、もしスマホのホーム画面から一発表示できる裏技を見つけたという方がいれば、是非教えていただきたい。これさえクリアできれば、むしろAmazon Echo(Alexa)の方が機能は豊富なだけに、大本命になる可能性もあるからだ。

shopping list Amazon Echo(Alexa)のリストも、PCのブラウザからであればURL指定で一発表示できる
前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年03月12日 更新
  1. 10万円切りMacが17年ぶりに復活! 実機を試して分かったAppleが仕掛ける「MacBook Neo」の実力 (2026年03月10日)
  2. きょう発売の「MacBook Neo」、もうAmazonで割安に (2026年03月11日)
  3. 「MacBook Neo」を試して分かった10万円切りの衝撃! ただの“安いMac”ではなく絶妙な引き算で生まれた1台 (2026年03月10日)
  4. セールで買った日本HPの約990gノートPC「Pavilion Aero 13-bg」が想像以上に良かったので紹介したい (2026年03月11日)
  5. 新型「MacBook Air」はM5搭載で何が変わった? 同じM5の「14インチMacBook Pro」と比べて分かったこと (2026年03月10日)
  6. 12機能を凝縮したモニタースタンド型の「Anker 675 USB-C ドッキングステーション」が27%オフの2万3990円に (2026年03月11日)
  7. リュック1つで展示会セミナーの音響セット構築レポ 現場で得た“2.4GHz帯混信地獄”を生き抜く教訓 (2026年03月11日)
  8. 最新Core Ultra X7 358Hの破壊力! 16型OLED搭載で内蔵GPUがディスクリート超え!? Copilot+ PC「Acer Swift 16 AI」レビュー (2026年03月10日)
  9. 出張や通勤で荷物が増えても安心な「ミレー ビジネスリュック EXP NX 20+」が27%オフの1万3865円に (2026年03月10日)
  10. 「iPhone 17e」実機レビュー! 9万9800円で256GB&MagSafe対応 ベーシックモデルの魅力と割り切り (2026年03月09日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年