プロナビ

900g切りのボディーに12.5型ディスプレイとフルサイズキーボード――VAIO SX12「勝色特別仕様」をじっくり試す(4/5 ページ)

» 2019年07月09日 13時00分 公開

アンチグレア仕様の12.5型液晶ディスプレイを搭載

 12.5型液晶ディスプレイの表示解像度は、フルHD(1920×1080ピクセル)。液晶の配向方式は記載がないが、上下左右とも視野角は広く、IPS系と思われる。

 アンチグレア仕様なので映り込みが少なく、照明がキツいオフィスや屋外などでも見やすく、長時間の作業でも目が疲れにくい。

 エックスライトのカラーキャリブレーションセンサー「i1 Display Pro」を用いて計測を行った所、輝度は348ニト(1平方メートル当たり348カンデラ)、コントラスト比は1060:1、色温度は7227K(ケルビン)、色域はsRGBカバー率69.9%だった。

ディスプレイ回り(再掲) 再掲の写真だが、液晶ディスプレイのサイズは12.5型、表示解像度は1920×1080ピクセル。照明などが映り込みにくいアンチグレア仕様だ
色域表.i1 Display Proを用いて作成したICCプロファイルを、Phonon氏制作の色度図作成ソフト「Color AC」で表示した図。黒の実線が本製品の色域で、点線で示したsRGBに対するカバー率69.9%だった

ワンランク上のハイパフォーマンスを実証

 それでは、VAIO SX12の勝色特別仕様の実力をベンチマークテストを通して見てみよう。

 勝色特別仕様はCPU以外のスペックに関わる要素をカスタマイズできる。今回の評価機は以下のようなスペックの構成だ。

  • CPU:Core i7-8565U
  • メインメモリ:16GB
  • ストレージ:第3世代ハイスピードSSD 512GB(Samsung PM981)
  • OS:Windows 10 Pro(1903)

 CPUの性能を引き出すVAIO TruePerformanceについては、先述の通り「ACアダプター利用時に有効」が標準設定なので、基本的には有効のままテストをしている。

 まず、Maxthonの「CINEBENCH Release 15(R15)」と「CINEBENCH Release 20(R20)」でCPUの性能を確認する。R15でのCPUスコアは679、CPU(シングルコア)は176。いずれも1月にテストしたVAIO SX14(CPUは同じ)を少し上回るスコアだ。ボディーが小さくなっても、しっかりとCPUのパフォーマンスを引き出せていることが分かる。

 当時も言及したが、1kgクラスのモバイルノートPCは、Intelの第8世代Coreが4コアとなったことで大幅にパワーアップしているが、今回の結果はその中でも上位のスコア。2〜3年前と比べるとほぼ2倍になっている。

 R20でのCPUスコアは1473、CPU(シングルコア)は422となった。R15とR20ではテスト項目が異なるためスコアを単純比較することはできないが、こちらもモバイルノートPCとしては優秀だ。

CINEBENCH R15 CINEBENCH R15の計測結果
CINEBENCH R20 CINEBENCH R20の計測結果

 PCの全般的なベンチマークを取るULの「PCMark 10」のスコアは3955。ゲーミングを想定した3D描画性能のベンチマークを取る同社の「3DMark」のスコアはFire Strikeが1223、Sky Driverが4912となった。

PCMark 10 PCMark 10のスコア
Fire StrikeSky Driver 3DMarkのスコア。左がFire Strike、右がSky Driverの結果

 実際のゲーミング性能を見る意味で、スクウェア・エニックスの「FINAL FANTASY XIV:漆黒のヴィランズベンチマーク」も実行。「HD(1280×720ピクセル)、標準品質、ウインドウモード」におけるスコアは4370で「快適」だった。

 内蔵しているSSDのパフォーマンスは、ひよひよ氏の「CrystalDiskMark 6.0.2」の標準設定(1GiBのデータを5回読み書き)で計測。シーケンシャルリードは3419.4MB/秒、シーケンシャルライトは1614.3MB/秒。ランダムリードとランダムライトの結果も良好で、PCI Express SSDとしても一流のパフォーマンスだ。

FF15ベンチ FINAL FANTASY XIV:漆黒のヴィランズベンチマークの結果
CrystalDiskMarkの結果

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年09月29日 更新
  1. Windows 11でサインイン後に「画面が真っ黒になる」事象が確認される 発生時は暫定解決策あり (2026年09月28日)
  2. 圧倒的な通気性と航空モチーフのデザインが光る「ANAオリジナル タフな背中がムレにくいビジネスリュック」を試す (2026年09月28日)
  3. AnthropicがAIモデル「Claude Opus 5.5」を発表/OpenAIもAIモデル「GPT-6 Sol」「GPT-6 Luna」を投入 (2026年09月27日)
  4. 斜め吸気や底面ARGBなどThermaltakeの新作ピラーレスケースが話題に! Lexar製SSDはモデル数が拡充 (2026年09月28日)
  5. GeForce RTX 5080は30万円超えの空気感――GPU高騰の裏で見つけた7割引の水冷パーツと8万円台の小型PC (2026年09月26日)
  6. 入手困難な「PS5 Pro」の販売がソニーストアで再開 発送は11月以降、購入申込み条件はPS5/PS4のプレイ実績60時間以上 (2026年09月28日)
  7. “Vision Pro級”のMR体験が約100gの軽量グラスで? 最新の「Meta VR Glasses」を試して分かった圧倒的な快適性 (2026年09月25日)
  8. 新型「Mac mini」「Mac Studio」徹底レビュー! ローカルAIはついに“実用域”へ エージェントAIに事務仕事を任せて分かった驚異の進化 (2026年09月22日)
  9. 「約12万円のPS5 ProよりゲーミングPCを買った方がいい」は本当なのか? 同等スペックで組んだら価格は…… (2024年09月19日)
  10. Ryzen AI Max+を搭載したハイスペック9型ミニノート「GPD WIN Max 3」 (2026年09月28日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー