Amazonから新たに登場した画面付きスマートスピーカー「Echo Show 5」。
前回は外観の紹介やセットアップの手順、実際の使い方といった基本的なところを紹介した。今回はEcho Showとの相違点や、実際に使うに当たって変更した方がよい設定など、筆者が実際にしばらく使い込んだ上で気になったポイントを紹介する。
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本製品は、デフォルトでは時計が全画面表示される設定になっている。ボディー
のデザインがそれっぽいこともあり、見た目はまるで目覚まし時計のようだ。ちなみに、本体の上部を叩くことでアラームをスヌーズできるという、いかにも目覚まし時計っぽい機能まで備えているのも面白い。
ただし初期設定のままだと、この時計画面はすぐにホーム画面に切り替わり、操作のヒントやニュースがループ表示されるので、時計として視界の片隅に置いておくにはかなり目障りだ。これはEcho Showにもある問題で、筆者はそれが原因でEcho Showの利用をやめてしまったほどなのだが、本製品に関しては、このループ表示を止めることが可能だ。
具体的には、設定画面の「ホーム・時計」→「ホームコンテンツ」で「連続」をオフにし、なおかつカメラカバーで常時カメラを覆った状態にしておく。筆者が試した限り、この設定を維持しておけば、画面がループするのは最初の1回だけで、以降は時計画面が常時表示されたままになるようだ。これならば目障りに感じることはない。
これがEcho Showだと、本製品と違って時計にまつわる設定画面がないため、「ホームコンテンツ」で「連続」をオフにしても、ホーム画面は表示されてしまう。つまりずっと時計を表示したままにできるのは、本製品のみということになる。個人的にはこのメリットは大きいと感じる。
なお、就寝時だけホーム画面のループ表示を止めたい場合、スリープ画面で「アンビエントクロック」をオンにすることで、時計しか表示されないように変更できる。これは従来のEcho Showでも利用可能な方法だ。
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