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» 2019年09月09日 14時30分 公開

古田雄介のアキバPick UP!:「5→8%のときと比べると、ね」――自作街に吹く消費増税前の風は控えめ? (1/4)

消費税増税開始まで1カ月を切ったが、自作街では2014年春のような激しい駆け込み需要は今のところ起きていない様子だ。そこにはWindows XP騒動の反省が生きている……?

[古田雄介,ITmedia]

 9月に入り、PCパーツショップの店内にも「消費税 増税目前 カウントダウンセール」(ドスパラ秋葉原本店)など、10月1日からの消費税増税を意識した文言が踊るようになってきている。実際、駆け込み需要が各所で起きているようで、「消費税が5%から8%に上がる直前(2014年4月前)にPCを新調した人がまた買いに来られている」(TSUKUMO eX.)や、「法人さんなのかなと思われるまとめ買いがちょくちょく見られる」(某ショップ)といったコメントも聞いた。

Windows 7の期限はまだだし新型Ryzenが出たばかりだし――増税前の空気感

 しかし、全体的に見ると、今のところは2014年4月前後ほどは盛り上がっていないとの見方が多勢だ。パソコンSHOPアークは「あのときはWindows XPのサポートが4月9日に切れるという追い込みが強かったこともあって、盛り上がりがすごかったです。今回はWindows 7のサポート切れがもうちょっと先なのと、XPと違って既にWindows 10に移行している人が多いのかもしれません」と推測していた。

 Windows 7の延長サポート終了は2020年1月14日だ。2019年1月から各店が設置している窓辺ななみカウントダウンパネルを見ても後130日ほど残っているし、現行パーツでWindows 7のインストール自体(対応ドライバを含む)が難しくなって久しい。

ドスパラ秋葉原本店にある窓辺ななみ等身大パネル

 また、パソコン工房 秋葉原BUYMORE店からは「今は第3世代Ryzenだったり、Radeon RX 5700 XT/5700やGeForce RTX 20x0 SUPERだったりと、引きが強いパーツを買っていて、単純にもう財布に余裕がないという人が多いという事情もあるのかも」との意見も。

 いずれにしても、需要の先食いとなる駆け込みの動きに期待する空気は薄く、淡々と現状を見守っている様子が強く印象に残った。

2014年3月末のドスパラ秋葉原本店前。Windows XPのサポート終了日を告げる自作のカウントダウンパネルを置いていた
2014年3月下旬のTSUKUMO eX.店内。増税前ポスターが目立っていた

 次のページでは、オーバークロックメモリとグラフィックスカードの限定モデルを見ていこう。

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