Windows 10、最近は自作でもリテール版Homeが主流:古田雄介のアキバPick UP!(1/4 ページ)

» 2019年09月17日 12時00分 公開
[古田雄介,ITmedia]

 先週、一部のショップには「Windows 10 リテール版」の新パッケージが入荷していた。最新の大型アップデート「May 2019 Update」を適用しており、価格は従来タイプより2000〜3000円程度高く設定しているケースもみられる。TSUKUMO eX.の価格はProが2万7864円、Homeが1万9008円(ともに税込み、以下同)だった。

価格差少しだし、USBの方が好まれますしね――Windows 10の売れ筋

 TSUKUMO eX.は「セットアップ後のOSアップデートの手間を軽減したい人にはちょうどいいと思います。旧版も在庫がある限り併売するので、価格や手間でバランスをみて選んでもらえたらと思います」と話していた。

Windows 10 リテール版 May 2019 Update適用済みの「Windows 10 リテール版」
Windows 10 リテール版 従来タイプも併売しているTSUKUMO eX.の価格表

 なお最近は、パーツとのセット購入が前提になる安価なDSP(Delivery Service Partner)版より、リテール版の方がよく売れるといった声が複数聞かれるようになっている。昔ながらにDSP版優勢というショップもあるが、今回取材した範囲では6割を超えるショップがリテール版優勢と答えていた。

 理由についてパソコン工房 秋葉原BUYMORE店は「ウチの場合、リテール版とDSP版の価格差がHomeなら1000円いかないですからね。DSP版はDVDだから光学ドライブが必要になりますが、その費用を考えたらUSBメモリに入ったリテール版の方が安くなります。64bitと32bitが選べるアドバンテージもありますしね」と解説する。

 リテール版は64bitと32bitをインストール時にユーザーが選べるが、DSP版は購入時にどちらか選ぶ必要がある。加えて、価格の優位性があまりない現状では、パーツとのセット購入が前提という条件が足かせになっているところもあるようだ。

Windows 10 リテール版 パソコン工房 秋葉原BUYMORE店のWindows 10価格表
Windows 10 リテール版 こちらはTSUKUMO eX.のDSP版価格表。ショップごとに価格差がある

 ProとHomeの売れ行きについては、Homeが圧倒的に優勢という声が多かった。「Windows 7の頃はメモリ上限が64bitのHome Premiumで16GBだったのが、64bitのProfessionalなら192GBと大きな開きがありました。それに対し、10はHomeでも128GBまで積めますから、もうそれで十分なんですよね(Proは2TBまで)。Hyper-VやBitLockerみたいなPro以上でないと使えない機能を目当てにしないなら、実際Homeがお勧めですね」(パソコン工房 秋葉原BUYMORE店)

Windows 10 リテール版 Windows 10 HomeとProの機能差解説。パソコン工房 秋葉原BUYMORE店で撮影
       1|2|3|4 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年11月07日 更新
  1. メーカー自身がバックドアを仕込み、犯罪集団に“販売” 乗っ取られたTV用端末130万台超、Googleが遮断 日本の警察庁も参加 (2026年11月05日)
  2. Windows PC向けゲームの「ロード待ち」はなぜ起こる? 背景に過去との「互換性」 (2026年11月05日)
  3. 画面は見やすく広告なし! 睡眠モニター機能はどう? Amazonの新型スマートクロック「Echo Time」の使い勝手と気になる点 (2026年11月06日)
  4. 耳をふさがないEDIFIER「Comfo Bass Pro」は朝から夜まで充電不要 1万円強でLDACとDolby Audio対応、在宅勤務の“つけっぱなし”にピッタリ (2026年11月06日)
  5. 手書き文書の文字起こし+会話録音も可能なスマートノート Makuakeで先行販売を開始 (2026年11月05日)
  6. ミュンヘン市はなぜ再びオープンソースソフトウェアへ回帰するのか? 脱Microsoftを巡る欧州の最新事情 (2026年11月04日)
  7. 月1200ドルのAIコストが電気代20ドルで済む? NVIDIA「RTX Spark」搭載PCのデモで見えた“ローカルAI”の実力 (2026年11月04日)
  8. 価格は約9万円に上昇、それでも“買い”か? DJIの360度カメラ「Osmo 360 II」を初代と比べて分かったこと (2026年11月05日)
  9. エイサー、フルHD×2面表示が可能な折りたたみ式15.6型/23.8型デュアルモバイルディスプレイ (2026年11月05日)
  10. アイネックス、デスクトップPCの電源操作を手元で行える有線リモコン (2026年11月05日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー