AppleはRadeon Pro 5600Mのオプションについて「史上最高性能のMacBook Pro」という言い方をしている。今回の高性能オプション追加は、搭載プロセッサでいうとCore i5とCore i9の関係に近い。つまり、5600Mの性能が高いことは明らかだが、費用対効果という面では5500Mの方が優れている。
特に動画関係の作業を行うのであれば、ローエンドモデルが採用するRadeon Pro 5300Mを5500Mにアップグレードする価値は大いにある。しかし、さらに6万〜7万円を追加して5600Mを選ぶのであれば、Premiere Proぐらいのパフォーマンスゲインが欲しいところだろう。
「少しでも高いパフォーマンスが欲しい」「あと少しでも高速になれば仕事の効率が高まる」など、少しでも多くのパフォーマンスを渇望する使い方をしているならば、ユーザー自身がそのことを把握しており、5600Mと5500Mのどちらを選択すればいいか判断できるはずだ。
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