ゲーマー視点で超小型PC「OneGx1」をいじってみた:超小型PCの道(3/3 ページ)

» 2020年08月21日 11時00分 公開
[作倉瑞歩,ITmedia]
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「エースコンバット7」ならどうだ?

 最後に測定してみたのが、先ほど挙げたZenBook 14の時も“救世主”だった「エースコンバット7 スカイズ・アンノウン」だ。エースコンバットシリーズというと重い描画でと思いがちだが、こちらも画質を下げると意外と行ける。敵戦闘機とこれもんのバトルを繰り広げるので、速く動くからそんなに画質低下が気にならない。結果はこの通りだ。

OneGx1 エースコンバット7プレイ時のフレームレート測定結果

 こちらも、フルHD設定+解像度LOWにしたときは平均で21fpsというところだが、まあそれなりに遊べた。

OneGx1 画質による描画の違い。こちらはHIGH設定
OneGx1 こちらはLOW設定。影やエアインテイクを見ると違いが一発で分かる

コントローラーはBluetooth接続

 ベンチマークテストは以上だが、コントローラーに触った印象についてもお伝えしておきたい。まずは本体に取り付けてのプレイだが、接続部ががっちりとかんで本体と固定されるため、かなりしっかりとしたホールド感もあり、使い勝手はかなり良かった。

OneGx1 Bluetoothで接続されるコントローラー(右側)
OneGx1 3箇所のツメで本体と固定する

 ただし、PCでよく使われる「Xbox One ワイヤレス コントローラー」などと比べると、右のジョイスティックがABXYボタンと直線上に位置するため、ボタン操作をするとジョイスティックに手のひらが触れてしまって視点が動くことがしばしばあった。

 例えば、エースコンバット7であれば、右スティックで周囲を見渡すことができるので、ミサイルを撃ったらいきなり視点がぐるりと回るなんてことも見られた。

 また評価機に付属したコントローラーホルダーだが、発売前の評価機のためか結構スカスカで、遊んでいると外れてしまうこともあった。このあたりは実機で改善されていることを望みたい。

 ちなみにコントローラーだが、電源接続用のUSB Type-C端子が下部に用意されており、ここから充電することになる。電池の持ちはそこそこだが、電池がなくなるといきなり接続が途切れるので、まあ当たり前だが、それを目安に充電すればよいだろう。

 困ったことに、テスト中は電力不足でもBluetoothデバイスとして中途半端に認識されていたため(操作はできない)、画面上で「Xbox One ワイヤレス コントローラー」として認識されなくなったら電池が切れている、と考えておけばよい。

OneGx1 コントローラー下部に用意されているUSB Type-C端子。PC本体とは別々に充電する必要があるのは面倒だ

ゲーミングPCとしてはそこそこ遊べる

 これまで見てきたように、いわゆる「ゲーミングPC」としては期待していると、肩透かしを食らう格好だ。OneGx1を使えば、手元で3Dバリバリのゲームをプレイできると思うならば、それは間違いだ。この手のタイトルは、クラウドの「GeForce NOW」やストリーミングの「Steam Remote Play」を利用するのがベターだ。

 もっとも、軽いソフトで設定を変えればそこそこ遊べるというのも事実。ファイナルファンタジーXIVも遊べたし、Steamなどで昔の懐かしいタイトルを楽しむのもアリだ。普通のRPGであれば対人戦も関係ないので、敵を倒しつつゲームを進めるのも可能だろう。ゲームタイトルによっては設定をいじり倒す必要があるなどユーザーをかなり選ぶものの、それらを楽しめたり割り切って遊べたりするならば、最小クラスのゲーミングPCとして楽しめるはずだ。

 何より見た目のインパクトは絶大で、LTE対応モデルも用意されている。人とは違ったPCを持ちたい、プライベートはコントローラーを装着し、仕事ではコントローラーを外して持ち歩けるという点で、超小型PCとしての魅力は十分にある。

OneGx1 ACアダプターは45Wタイプになっている
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