富士通クライアントコンピューティングはこのほど、新型コロナウイルス感染拡大による行動と消費の変化についての調査を実施、調査結果の発表を行った。
調査は同社提供のポータルサイト「My Cloud(マイクラウド)」でのWebアンケートを集計したもの(調査期間は2020年5月20日〜5月26日、回答数は7161)。この集計によると、新型コロナウイルスの感染拡大によって約60%のユーザーが「PCの利用時間が増加した」と回答、「2時間以上増加した」というユーザーも約25%を占めており、在宅生活を通じてPC利用時間の長時間化が進んでいることがうかがえる。
利用する機会が増えたサービスについては、「ニュースサイト」「オンラインショッピング」「動画配信サービス」が大きなニーズを得た。動画配信サービスや電子書籍については若年層の利用が主体となっている。また40代未満はSNSの利用が進むものの、70代以上はメールの利用が根強いとの結果がでている。
テレワークの利用率については、40代〜50代のうち約20%が「テレワークを実施している」と回答。“テレワーク実施に購入したもの”はPC本体が1位で、マイク/ヘッドセット、Wi-Fi/ルーターなどネット環境の増強を行ったという回答も多く得られている。
また富士通クライアントコンューティングは、在宅勤務やオンラインニーズに向く支援施策を実施、「ボイストレーニングのオンラインレッスン」「キッズダンス教室のオンラインレッスンにおける活用」「一橋大学/神戸大学におけるオンライン授業、ゼミにおける活用」の導入検証と、それぞれの導入メリットについての発表を行った。詳細はこちら。
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