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いろいろあった2020年 モバイル/PCを駆使するライターの働き方はどう変わったか?:モバイルdeワークスタイル変革(3/3 ページ)

» 2020年12月31日 16時15分 公開
[井上晃,ITmedia]
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音声操作をかなり利用するようになった

 最後に、記事の“執筆方法”が大きく変わったことも紹介しておきたい。在宅する時間が増え、回りの迷惑を気にせずに自室で作業ができるようになったこともあり、原稿でも音声入力を利用する頻度が増えたのだ。

 筆者が使っているMacBook Proのキーボードは米国英語(US)配列なのだが、右のCommandキーを2度押しすることで音声入力が有効になるようにカスタマイズしてある。例えば、インタビュー音源の文字起こしやメールの返信、原稿の下書きなどでは、手を使ったタイピングよりも、声の方がスムーズかつ楽に入力できることもある。筆者は末端冷え性がひどく、冬は指が動かなくなりがちなので、底冷えする冬季には音声入力が特に役立っている。

 もちろん、文字の入力(変換)精度にはまだ課題を感じる部分もある。しかし、それでも手を酷使する職業として、タイピング以外で仕事ができる選択肢があることを実感できたのは心強い。

 腱鞘炎のように手首が痛くなったような日でも、在宅勤務なら音声に有力を使って仕事ができるという点で、自分の働き方における自由度は増した。

ボイスメモアプリ 左手でiPhoneのボイスメモアプリの再生/停止操作を、右手で音声入力のオン/オフを操作するのが、筆者の気に入っているスタイルだ

 関連して、家電の操作も音声で済ませることが増えた。具体的には、比較的安価なプラススタイルの「スマートマルチリモコン」を活用し、アプリをカスタマイズすることで、Siriを使ってテレビ、エアコンや間接照明などを操作できるように設定している。例えば、家事をリビングをしながら「ヘイシリ、テレビ」と言えば、電源のオン/オフができるようなイメージだ。

 こうした生活環境の小さな改良も、長い在宅時間について考えさせられた2020年ならではの変化だったと思う。

HomePod Mini さまざまなデバイスの入手を見送った2020年だったが、「HomePod mini」は購入した。スマートマルチリモコンと組み合わせて便利に活用している

 現在、オフィスに出勤する頻度は企業や職種によってさまざまだろう。フリーライターとして在宅で働けているのは、経済的なリスクはもちろん大きいが、恵まれている部分も多いと改めて感じている。

 読者の中には、会社員として長期の在宅勤務を経験し、働きづらさにうんざりしている方も多いかとは思うが、本稿の中で何か業務効率の改善や不満を解消するヒントになることがあればうれしい限りである。

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