AMD、RDNA2アーキテクチャを採用したWS向けGPU「Radeon PRO W6000」シリーズを発表

» 2021年06月09日 14時18分 公開
[ITmedia]

 米AMDは6月9日、プロフェッショナル向けのハイエンドGPU「Radeon PRO W6000」シリーズの発表を行った。

photo AMD Radeon PRO W6800

 7nm製造プロセスで製造される「AMD RDNA 2」アーキテクチャを採用したプロフェッショナルユースのGPUで、前世代モデル比で最大46%のレンダリング高速化を実現。可変レートシェーディング(VRS)をサポートしたことで、フォトリアリスティックなビューポートとレンダリングをリアルタイムで行うことが可能となっている。

 ラインアップは、デスクトップ向けの「AMD Radeon PRO W6800」「AMD Radeon PRO W6600」と、モバイル向けの「AMD Radeon PRO W6600M」を用意。このうちRadeon PRO W6800は販売開始済みで、Radeon PRO W6600は2021年第3四半期に、Radeon PRO W6600M搭載製品(HP製モバイルワークステーション「HP Fury ZBook G8」は2021年7月に発売予定となっている。

製品モデル ストリーム・プロセッサ TFLOPS メモリ メモリ帯域幅 メモリインタフェース
AMD Radeon PRO W6800 3840(60 CUs) 〜17.83TFLOPS(FP32)、〜35.66TFLOPS(FP16) GDDR6 ECC 32GB @16Gbps 512 GB/s 256-bit
AMD Radeon PRO W6600 1792(28 CUs) 〜10.4TFLOPS(FP32)、〜20.8TFLOPS(FP16) GDDR6 ECC 8GB @14Gbps 224 GB/s 128-bit
AMD Radeon PRO W6600M

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