Fire HD 10からoffice.comを開いたところで、できることはMicrosoftアカウントとプロダクトキーのひもづけ程度だ。掲載のキャプチャ画像はFire HD 10で行ったものだが、ここからはOfficeをインストールしたいPCで作業を進めていった方がいいだろう。
まずは、PCのブラウザを開き、Amazon.co.jpにログインをしよう。そして、前述の方法で、office.comへアクセスする。
Microsoft 365を利用するにはMicrosoftアカウントが必要だ。開いたリンク先で、既存のMicrosoftアカウントを使ってサインインするか、新しいアカウントを作成しよう。筆者の場合、Microsoft 365サービスを契約していないアカウントがあったため、そちらを使ってサインインをした。ちょうどOneDriveの容量が足りなくて困っていたのだ。
筆者は既存アカウントでサインインした。100GBのOneDriveが1年間2688円ということを考えると、約3000円でその10倍のクラウドストレージ容量とフルのOfficeを使えるのがいかに破格かが分かる数秒待つとMicrosoftアカウントと、Amazonで購入したMicrosoft 365のプロダクトキーがひもづけられる。
後は「アプリを入手する」の手順で「次へ」ボタンをクリックすれば、自分のMicrosoftアカウントサイトへ飛ばされるので、「アプリをインストールする」からOfficeアプリをインストールすればよい。
いったんMicrosoftアカウントにプロダクトキーを適用してしまえば、どのPCでも同じMicrosoftアカウントを使って、完全なOfficeのデスクトップアプリを使うことができる。Microsoftアカウントがプロダクトキーの役割を果たすからだ。iPhoneやAndroidでも、モバイルOfficeアプリ使用時にMicrosoftアカウントへログインしておけば、下書きなどした書類をOneDrive経由で同期できるようになるので便利だ。
既にOfficeのサブスクリプション契約をしている人ならば、Microsoft 365の契約時に、クレジットカードなどの決済情報を入力していれば、満期時に自動更新される。決済額は、その時点でのMicrosoft公式サイト価格になる。
しかし、Fire HD 10 エッセンシャルセットを購入すれば、約3000円ほどでMicrosoft 365のプロダクトキーが手に入る。Microsoftアカウントに、そのプロダクトキーを登録することで、格安で更新できるのだ。
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