メモリはLPDDR4-4266を16GB(デュアルチャンネル対応)、ストレージはPCI Express 3.0 x2接続のSSDを1TB搭載している。OSは64bit版Windows 10 Homeだ。
グラフィックス機能は、CPU内蔵のIntel Iris Xe Graphicsに加え、外部GPUとしてNVIDIAのGeForce MX450(グラフィックスメモリは2GB)を装備する。
Core i7-1165G7内蔵のIntel Iris Xe Graphicsもほぼ互角の3D描画性能を持っている上に、MX450にはハードウェアエンコーダー(NVEnc)が搭載されていないため、ゲームでもクリエイティブ用途でもあまり強調できないというのが正直なところだ。
それでも、独立して2GBのグラフィックスメモリを搭載していることや、クリエイティブアプリのGPUアクセラレーションにおいては、共通規格のOpen CL(Intel Iris Xe Graphics)よりもNVIDIAのCUDA(GeForce MX450)の方が実績的には上なので、その点はメリットだろう。
通信機能はWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)、Bluetooth 5.0を標準で装備する。ボディー左側面にある2基のUSB Type-C端子はThunderbolt 4に対応し、最大40Gbpsのデータ転送が可能だ。もちろん、ディスプレイ出力端子、充電端子としても利用できる。
液晶ディスプレイの上部に約92万画素Webカメラ、Windows Hello対応IRカメラ、アレイマイクを内蔵する。ステレオスピーカーは底部に装備している。マイクとスピーカーはAIノイズキャンセリング機能を搭載しており、ビデオチャット、ビデオ会議も快適に行える。
最後にベンチマークテストで本機の性能を見ていこう。
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