アスペクト比37:10! 「横方向だけフルHD」の12.6型バー型ディスプレイ「LCD12HCV-IPSW」を試して分かったことモバイルディスプレイの道(4/4 ページ)

» 2022年08月18日 12時00分 公開
[山口真弘ITmedia]
前のページへ 1|2|3|4       

バータイプの中では一歩先を行く製品

 最近では、本製品のような細長いディスプレイが「ツイ廃御用達」などといったフレーズで各社から登場している。具体的な販売数は定かではないが、アイティプロテックのバータイプモデルが単発で終わらず第2世代が登場したことからも、一定数は売れているのだろう。

LCD12HCV-IPSW 「1920×515ピクセル」というユニークな解像度に対応しているかがポイントだ

 実際のところ、2万7250円(一般販売での想定価格)という価格をどう見るかは別にして、手元にあるといろいろと試したくなってしまう製品なのは事実だ。ユニークな外観ゆえ、ついつい写真に撮ってそれ自体をSNSにアップしたくなるというネタ的な要素だけでなく、実用性も兼ね備えているのは面白い。

 そういった中で本製品は、2種類のスタンドが付属するという強みに加えて、VGA対応という他にない特徴を備えている。また使いづらかったOSDメニューも改善されるなど、ブラッシュアップも図られており、画面の細長さをアピールするだけの他社製品と比べて、一歩先を行っている。

 個人的には、高さ調整への対応や、本体幅に収めることで縦置き時に隣のディスプレイとピッタリそろえておけるスタンドを採用してほしいところだが、それは次へのお楽しみといったところだ。バータイプの製品としては、現時点では最もお勧めできる製品の1つと言えそうだ。

「ITPROTECH バータイプ液晶モニター Screen Plus」の販売情報

 現状、両モデルともジャストシステムの直販サイト「Just MyShop」で先行予約を受付中(12.6型14型)で、価格は会員の種類やランクに応じて変動する。

 また、全国の家電量販店やPC専門店などでの発売は12.6型(LCD12HCV-IPSW)が9月20日、新しい14型(LCD14HCV-IPSW)は10月28日の予定で、想定価格はそれぞれ2万7250円、2万9800円の見込みだ。


前のページへ 1|2|3|4       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年06月10日 更新
  1. 「次世代Apple Intelligence」をフル活用するにはどのような条件がある? 「Siri AI」は日本で使える? 知っておくべき対応モデルのハードル (2026年06月09日)
  2. 実売1万円切りでパススルー給電にも対応! KTCの15.6型モバイルディスプレイ「H15F9」は“買い”か (2026年06月09日)
  3. 「macOS 27 Golden Gate」が2026年秋に登場 初のApple Silicon専用バージョンに (2026年06月09日)
  4. 初のカラー対応「Kindle Scribe Colorsoft」の実力は? 通常モデルとの価格差1万7000円の価値を検証 (2026年06月10日)
  5. Apple Siliconはなぜ「オンデバイスAI」に強いのか? NVIDIA「RTX Spark」との比較で読み解くシリコン設計の哲学 (2026年06月08日)
  6. 「Geminiの技術は使うが、Geminiではない」 WWDC26で見えたApple流AIとプライバシー戦略の核心 (2026年06月10日)
  7. 高騰中のSSD、品薄のHDD──けれど“最終処分”のニーズは変わらず (2026年06月06日)
  8. 新GPU「RX 9070 GRE」搭載カード発売! 既存上位モデル「RX 9070 XT」との価格差に悩む声も (2026年06月08日)
  9. コンパクトボディーにスパコン並みのAI性能! 「NVIDIA RTX Spark」搭載ミニデスクトップPCを見てきた (2026年06月04日)
  10. ミニPCに強みの「MINISFORUM」 ミニワークステーションの新モデルから「謎の拡張カード」まで多彩な製品を披露 (2026年06月10日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー