30周年記念モデルか? Lenovoの米国サイトで謎の「ThinkPad X1 Carbon Gen 10」が出現

» 2022年09月30日 14時00分 公開
[井上翔ITmedia]

 既報の通り、2022年はLenovo(旧IBM)のノートPC「ThinkPad(シンクパッド)」が生まれて30周年という記念すべき年である。一部のモデルを除き、ThinkPadは日本国内で研究/開発が行われている“大和魂”にあふれる製品だ。

 そんなThinkPadだが、最新モデルの1つ「ThinkPad X1 Carbon Gen 10」の米国における製品情報ページに“謎の画像”が紛れ込んでいることが分かった。

変哲もない Lenovoの米国サイトに掲載されているThinkPad X1 Carbon Gen 10の製品情報。一見すると謎の要素はないように見えるが……?

パームレストが何か「違う」

 米国の製品情報ページでは、トップにある製品画像の左右に付いている矢印をクリック(タップ)すると、別のアングルの画像を確認できるようになっている。9月30日13時頃にこの部分を確認した所、3枚目に見たことのない(今まで掲載されていなかったはずの)“謎の画像”が現れる。

 3枚目の画像は、ThinkPad X1 Carbon Gen 10のキーボードとパームレストの周辺の写真……なのだが、筆者の知っているThinkPad X1 Carbon Gen 10のそれとは違っている。具体的には、パームレストをよく見ると以下の3点が通常モデルと異なっている。

  • パームレスト右側のThinkPadの「Pad」がRGB(赤緑青)に着色されている
  • その下にある「X1」ロゴの色味が微妙に違う(通常よりも黒っぽく見える)
  • パームレスト左側の「Dolby Atmos」ロゴがあるべき場所に、赤色と灰色で「何か」が書かれている
問題の画像 問題の画像を表示した状態。この状態でも「あれ、何か私の知っているThinkPad X1 Carbon Gen 10じゃない」感が半端ない

 気になるのは、Dolby Atmosロゴの代わりに書かれているものである。画像を拡大してみると「30th Anniversary Edition」と読めそうな気もするが、それほど解像度が高くないため、判読は難しい。

 “Pad”がRGBとなっているという点は、2017年に発売されたThinkPadの25周年記念モデル「ThinkPad Anniversary Edition 25(ThinkPad 25)」をほうふつとさせる。同モデルは「ThinkPad T470」(日本未発売)をベースに、かつてのThinkPadで採用されていた「7列/非アイソレーションキーボード」を“わざわざ”製造して搭載した意欲的な記念モデルだった。

謎の写真 謎の写真を単体で抜き出してみる。パームレストの左側には「30th Anniversary Edition」と書かれているように見えるが、解像度の問題から判読が難しい
ThinkPad 25 日本未発売のThinkPad T470をベースに開発された「ThinkPad 25」。日本以外の国/地域では米国英語(US)キーボードを搭載して発売されたが、ThinkPadの“生まれ故郷”である日本向けモデルだけ、特別に日本語キーボードを搭載していた。わずか1000台のために、専用の日本語キーボードをこしらえたことは異例中の異例である

ThinkPad X1 Carbon Gen 10が「30周年記念モデル」になる?

 ThinkPadの研究/開発を担当するレノボ・ジャパンの大和研究所を2021年11月に取材した際、同研究所のサイトリーダーである塚本泰通執行役員は「(ThinkPadの)30周年に向けて仕込み中」と語っていた。米国サイトに出現した“謎の画像”は、その「仕込み」の一環なのだろうか……?

 ThinkPadファンの皆さんは、しばらくLenovo(とレノボ・ジャパン)の動向に注目した方がよいかもしれない。

予告 2021年11月の説明会では「2022年の30周年に向けて仕込みをしています!」と言っていた。“謎の画像”は、その仕込みの一環なのだろうか……?
ThinkPadとThinkSystem(旧IBMのx86サーバ)の発売30周年を記念して、LenovoがYouTubeに公開した動画。日本からは塚本執行役員の他、初代ThinkPad(ThinkPad 700C)の開発責任者を務めた内藤在正氏も出演している

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