レノボ・ジャパンは10月5日、ThinkPadの30周年記念モデル「ThinkPad X1 Carbon Gen 10 30th Anniversary Edition」の受注を開始した。日本における販売は1000台限定で、直販サイトでの税/送料込みの販売価格は33万円となる。
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ThinkPad X1 Carbon Gen 10 30th Anniversary Editionは、その名の通り「ThinkPad X1 Carbon Gen 10」をベースとしたモデルで、ThinkPadブランドの生誕30周年を記念して複数の独自要素を加えている。
米国では構成の異なる2モデルが用意されているが、日本では「21CB00CQJP」の1モデルのみの展開となる。日本モデルは兄弟会社であるNECパーソナルコンピュータ(NECPC)の米沢事業所で組み立てられ、正面から見て右側のヒンジには受注順の「通し番号」が刻まれる(※1)。
(※1)実際のシリアル番号とは別なので注意が必要
日本モデルは、先に報じた米国モデルと各部の仕様が異なる。
CPUはCore i7-1260P(Pコア4基8スレッド+Eコア8基8スレッド)で、メインメモリは32GB(LPDDR5-5200:増設/換装不可)、ストレージは512GBのSSD(PCI Express 4.0接続、OPAL対応)を備える。OSはWindows 11 Proをプリインストールしている。
ディスプレイは14型有機ELで、最大解像度は2880×1800ピクセル(アスペクト比16:10)で、DCI-P3の色域を100%カバーしている。天板はカーボンの織り目が見えるタイプを採用しており、天板とパームレストにあるThinkPadロゴは「Pad」がRGB(赤/緑/青)に色付けられている。WebカメラはフルHD撮影と顔認証に対応するMIPI(Mobile Industry Processor Interface)接続のもので、コンピュータビジョンも備える。
各種インタフェースやワイヤレス通信回りの仕様は通常モデルと同様だが、30th Anniversary Editionの日本モデルでは5G/LTE対応の通信モジュールが標準搭載される。キーボードはLEDバックライト付きで、日本語配列のみとなる。
30th Anniversary Editionの特典として、以下のものが付属する。「★」印が付いているものは、日本限定特典だ。
内蔵バッテリー駆動時間は最大約21.7時間(JEITAバッテリ動作時間測定法 Ver.2.0)となる。本体サイズは約315.6(幅)×222.5(奥行き)×15.36(高さ)mm、重量は約1.15kgだ。
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