一体型スタンドでパススルー充電にも対応 フィリップスの15.6型モバイルディスプレイ「16B1P3300/11」を試すモバイルディスプレイの道(2/3 ページ)

» 2022年10月11日 12時00分 公開
[山口真弘ITmedia]

配線がやや特徴的でパススルー充電にも対応

 では実際に使ってみよう。本体スタンドの左側にはUSB Type-CおよびHDMI端子が配置される。この面は大きく斜めにカットされているため、挿したケーブルは真横ではなく、ナナメ後方に伸びることになる。

 この構造の利点は、ノートPCの隣にぴったり並べても干渉する恐れがなく、また横にでも後ろにでも、ケーブルを取り回しやすいことだ。その一方で、背後にある程度のスペースがないと配線が行いにくいのがデメリットとなる。外出先などで設置スペースに余裕がない場合、困ることがあるかもしれない。

 また本製品は、付属のACアダプターによる給電が可能なのだが、この接続ポートはスタンド側面ではなくスタンド背面に用意されている。そのためACアダプターを接続する場合は、電源ケーブルが真後ろに伸びることになる。一般的なモバイルディスプレイに比べて、奥行きを取る点には注意したい。

 ちなみに、本製品のUSB Type-Cポートは電源出力にも対応しているので、本製品をACアダプターから給電しつつ、USB Type-Cケーブル経由でノートPCを充電することもできる。いわゆるパススルー充電だ。本製品を常時据え置きで使う場合、作業しながらノートPCの充電も行えて便利だろう。

フィリップス 16B1P3300/11 Philips ケーブルを接続するスタンド左側面が、ナナメにカットされているのが特徴だ。この面には電源ボタン、イヤフォンジャックもある
フィリップス 16B1P3300/11 Philips 14型のモバイルPC「ThinkPad X1 Carbon(2019)」と並べたところ。下部ベゼルの厚みは適切で、見た目のバランスはよい
フィリップス 16B1P3300/11 Philips 斜め方向からの視認性も高い。モバイルディスプレイの中でもトップクラスと言っていい
フィリップス 16B1P3300/11 Philips スタンド自体が後部にせり出しているため、ノートPCにぴったり沿わせてもケーブルが干渉しない
フィリップス 16B1P3300/11 Philips HDMI接続時、およびパススルー充電時など、ACアダプターで給電を行う場合は、ケーブルが真後ろに伸びるため、奥行きを取る
フィリップス 16B1P3300/11 Philips 背後に奥行きを取るため、ノートPCと背中合わせでの設置はあまり得意ではない
フィリップス 16B1P3300/11 Philips ベゼル幅は、上および左右ともに実測6.5mmだ。かなりスリムな部類に入る

 ボタン配置も特徴的だ。一般的にモバイルディスプレイでは、ボタン類は本体の右側面にまとめて搭載されることが多いが、本製品は電源ボタンが左側面、OSDメニューを操作するためのボタンはスタンド背面と分散配置されている。操作性自体は悪くないのだが、慣れるまではどこにボタンがあるか分からず戸惑う。ちなみに、右側面には何もない。

 OSDメニューは一般的だが、「戻る」に相当するボタンがなく、メニューを非表示にするにはタイムアウトを待たなくてはいけないのがやや煩わしい。上下方向への移動キーが上下ではなく横に並んでいるせいで、上に移動するつもりでボタンを押したところ下に移動するなど、あまり直感的ではない。現状では慣れでカバーするしかないだろう。

フィリップス 16B1P3300/11 Philips OSDメニュー操作用のボタンは背面、ACジャックの左にある
フィリップス 16B1P3300/11 Philips メニュー。項目は一般的だが、ボタンの配置と押した時のフォーカスの移動方向が異なるためやや慣れが必要だ
フィリップス 16B1P3300/11 Philips メニューを表示せず右ボタンを単体で押した時は入力元を切り替えられる
フィリップス 16B1P3300/11 Philips メニューを表示せず左ボタンを単体で押した時は表示モードの切り替えが行える
フィリップス 16B1P3300/11 Philips 表示モードの1つである「EasyRead」。画面を白黒にし、テキストを読みやすくするモードだ。暖色やセピアではなく完全に白黒にできるモードは珍しい

 最後に、本機の設置方法について考えてみる。

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