従来のLet's noteシリーズ同様、ユーザーが着脱可能なカートリッジ式バッテリーを採用しているのも見逃せない。複数のバッテリーを持ち運べば電源の取れない場所で長時間駆動が行え、バッテリーが劣化したり、故障したりした際にもバッテリーだけを交換すればよいので、本体ごと修理に出すことなく対応できる。
また、シリーズとしては評価機が搭載する「軽量バッテリー」以外にも大容量の「標準バッテリー」が用意されている。両方用意しておいて、その日のワークスタイルに合わせて使い分けることも可能だ。
最近の薄型モバイルノートPCは、ビジネス向けモデルでもバッテリーの着脱ができない製品が多くなっているだけに、これだけの軽量なボディーと着脱可能な構造を両立させているLet's noteは貴重な存在だ。
なお、直販モデルと法人モデルでは、「バッテリーサイクルNAVI」という有償サービスも用意されている。バッテリー状態を監視しつつ、サービス期間内に一定以上の劣化や故障が発生した際に無償でバッテリー交換を受けられる内容だ。長期利用が前提ならば、検討してみると良いだろう。
Let's noteらしく、インタフェースも豊富だ。USB PDに対応するThunderbolt 4(USB Type-C)に加えて、HDMI出力、アナログRGB出力(D-Sub 15ピン)、有線LAN(1000BASE-T対応)、フルサイズのSDメモリーカードスロットなど、最近のPCでは省かれがちな端子も装備する。
次に新採用の12.4型ディスプレイをチェックしよう。
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