未来を創る「子どもとプログラミング教育」

予想外のポイントで“悪戦苦闘” 「縁結びのまち」で小中学生と共に富士通LIFEBOOKを組み立てる(後編)(5/5 ページ)

» 2022年10月28日 18時00分 公開
[井上翔ITmedia]
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組み立ては正常にできたのか……?

 組み立てが完了したLIFEBOOK WU2/F3は、早速正常に組み立てられたかどうかの試験に入る。何ということはない。電源を入れて、OSが起動するかどうかをチェックするのだ。

 その前に、本体を正しい向きに変えて、天板を開けて保護材を取り外す。何というのか、きちんとノートPCが組み上がったのかと思うと感慨深いものがある。

完成!! 大隈社長と報道関係者が組み立てたのは、Intel Evoプラットフォーム(第2世代)に対応する構成である。パームレストにも第2世代Evoロゴのシールが貼り付けられている
写真撮影 参加者も思い思いに完成したLIFEBOOKを撮影していた

 そしてついに“火入れ”である。それぞれ机に備え付けられているUSB Type-C電源アダプターのプラグを、組み立てたLIFEBOOKに差し込む。問題なく組み立てられていたら、自動的に電源が入るはず。

 さて、電源は入るのか……?

プラグ入れる USB Type-Cプラグをつなぐと……
RTCエラーが出るけど正常です 電源が入った! なお、時刻設定がなされていないのでRTC(リアルタイムクロック)エラーが出ているが、これは“正常”な挙動である

 無事、電源が入った。いったん電源をオフにして、再度電源を入れると、Windows 11が起動する……のだが、よく見ると受付時に撮影した記念写真が壁紙になっている。これは結構なサプライズである。

壁紙! Windows 11を起動すると、受付で撮影されたそれぞれのペアの写真が壁紙として設定されていた。ITmedia PC USERのマシンは、筆者が壁紙である
大隈社長 大隈社長のマシンも無事起動した

 LIFEBOOK無事が完成した後は、島根富士通の工場見学(作業体験)と、島根富士通にまつわるクイズ大会が行われ、第15回 富士通FMVパソコン組み立て教室は無事終了した。

 一般参加者が組み立てたLIFEBOOKは、通常の出荷品と同じ検査などを経て参加者のもとに届けられた。筆者を含む報道関係者が組み立てた分は、FCCLや島根富士通の社内で役立てられるようである。

 筆者にとって、PCの組み立て体験イベントを取材するのは数年ぶりだった。参加する度に思うことだが、このような体験イベントは、“もの作り”の大変さと重要性を知る上で大いに役立つと考える。今後も、このようなイベントは継続的に行っていくべきだと思った。

ネジ締め 工場での見学ツアーのひと幕。生産ラインで実際に使われている作業台を使って、ネジ締めのスピードを競う競技が行われた
クイズ大会 クイズ大会でもFMV LOOXが活躍した。クイズはFCCLや島根富士通にまつわるものが中心で、意外と難しいものも多かった
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