リアル会場では、発売されたばかりのONEXPLAYER 2のほか、「ONEXPLAYER mini PRO Ryzen版」と「AOKZOE A1」の展示即売会も開催された。
特に、ONEXPLAYER 2は「ここまで安くするのか!」と驚くほどの値引き販売がされており、筆者はクレジットカードを取り出して買いたいという衝動を抑えるのが大変だった。
ただし、安いといっても税込みで10万円超である。「この場で即決する人はいるのだろうか……?」と思っていたところ、イベント進行中に購入したという人が現れた。イラストレーター/デザイナーで、同人誌なども手がける走馬エリィさんだ。
相馬さんは、購入に至った理由をこう話す。
「今までPCゲームをプレイするときには、デスク前に固定されていたが、これなら子どもがYouTubeなどの動画を見ている隣でゲームすることができる。子どもが話しかけたいと思ったときにも、すぐに応えられる。
また、(ONEXPLAYER 2は)タブレットスタイルやノートPCスタイルにもなるので、液タブから離れて、どこでも仕事をすることがかなう。デスクから解き放たれる、自由を味わいたいと思って、購入を決断した」
一方で、「画面が(Nintendo Switchに比べ)きれいなので、目が疲れないよう、ゲームの時間は制限したい」とも話していた。
イベントが終わったのは21時頃だったが、その後も会場はしばらく熱を帯びていた。
ポータブルゲーミングPCが気になっていても、「店舗へ行ってスタッフから説明してもらうのが恥ずかしい」「何も買わないで帰る勇気がない」という人は多いだろう。そのような人たちのためにも、最新のポータブルゲーミングPCに直に触れられるこのような機会を、継続的に設けてもらいたいものだ。
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