現実のゲームユーザーにロックオン! AMDの「Radeon RX 7600」はフルHDゲーミングに最適? 徹底的に試して得た結論日本では5月26日11時発売(2/4 ページ)

» 2023年05月24日 22時00分 公開
[迎悟ITmedia]

ソリッドな印象のリファレンスカード

 今回のレビューで利用するのは、AMDが自ら開発したリファレンスカードだ。Radeon RX 7600のリファレンスカードの日本における展開は、現時点では発表されていない。

 リファレンスカードのデザインは、「Radeon RX 7900 XT/XTX」のそれを踏襲しており、ヒートシンクやカバー、バックプレートに至るまで、マットブラック系のカラーで統一されている。ただし、ヒートシンクの一部はRadeonのイメージカラーである赤色で塗られており、デザイン上のアクセントとなっている。全体的には、実に“メカメカしい”。

 ただし、スペックに合わせてサイズはコンパクトになっている。カードの厚さは2スロット分で、幅もブラケットとほぼ同一となっている。デュアルファン構成であることも手伝って、スペースの少ない小型ケースでも収まりが良い。GPU補助電源コネクターは「8ピン×1」構成で、ケーブルの取り回しも簡単だ。

 外部映像出力はDisplayPort 2.1端子×3、HDMI 2.1端子×1という“今どき”な構成となっている。

パッケージ リファレンスカードのパッケージ
開ける パッケージを開けると、カードが姿を見せる。3連ファンを備えるRadeon RX 7900XT/XTXと比べると、とてもコンパクトである
赤色がアクセント 全体的にマットブラックカラーで統一されているが、ヒートシンクの一部がRadeonのイメージカラーのレッドで塗られている
補助電源ピン GPU補助電源ピンは「8ピン×1」構成となる
バックパネル カードの裏面には基板を保護するバックパネルが備わっている
ポート類 映像出力は、メインストリーム以上のモデルでは一般的な「DisplayPort端子×3+HDMI端子×1」という構成となっている

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