パナソニック コネクトは6月6日、ビジネス向けとなる2in1モバイルノートPC「QR」シリーズを発表、店頭向けは6月16日から順次販売を開始する。
価格はオープンだが、同社Web直販「パナソニック ストア プラス」販売モデル(予約開始は6月6日、発売は6月21日〜)は34万3200円〜、店頭向けモデルの想定価格は34万円前後〜となる(いずれも税込み、以下同様)。OSはWindows 11 Proだ。
新QRシリーズは、タブレットスタイルでの利用に対応した2in1タイプのノートPCで、13世代Coreプロセッサ(店頭向けはCore i7-1360P/Core i5-1335U、直販はCore i7-1370Pを選択可能)の採用により2022年夏モデルの「レッツノート QV1」比で最大約1.3倍の処理速度を実現した。
液晶ディスプレイは12.4型で、画面解像度は1920×1280ピクセル(アスペクト比3:2)となる。タッチ操作に対応し、パネル表面はアンチグレア処理が施されている。
Web会議時の音声を聞き取りやすくする「COMFORTALK」機能も内蔵する他、従来製品同様に、AIセンサー機能として「離席時にPCロック」「着席時にPCウェイク」「のぞき見注意」機能を備える。さらに今回のモデルでは、ユーザーが画面から視線を外した「よそ見」状態時に画面をオフにする省電力機能も新たに追加されている。
ボディーサイズは約273.2(幅)×208.9(奥行き)×19.9(厚さ)mm、本体重量は約1.029kg(バッテリーパック標準時)の軽量設計で、76cmの落下試験(タブレット状態で液晶面を下部にした場合を含む)をクリアする頑丈設計を実現した。また法人向けLTEモデルは、万一の盗難/紛失時に遠隔からデータ消去を行える「TRUST DELETE Biz」にも対応している。
バッテリーは着脱式で、容量11.55V/4300mAhのバッテリーパック(標準)装備時の駆動時間は約16時間とQV比で約1.5倍に伸びた。オプションで容量11.55V/2543mAhのバッテリーパック(軽量)も用意されており、装着時は約90g軽量化できる。
従来の14型モデル「FV4」や12.4型の「SR4」も、13世代Coreプロセッサ(店頭向けはCore i7-1360P/Core i5-1335U、直販はCore i7-1370Pを選択可能)採用の夏モデルが登場しており、店頭向けのEvoプラットフォーム準拠モデルのCF-FV4BDPCRは7月14日に発売される。
また、直販モデルではいずれもvPro対応モデルが選べ、FV4ではvProとEvo両対応のCF-FV4SSUCP(7月8日発売)も用意される他、各種キャンペーンも展開中だ。
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