AMDがRDNA 3ベースのGPUと「Ryzen AI」(一部)搭載のデスクトップ向けAPU「Ryzen 8000G」を投入 「Ryzen 5000」にも追加モデルありCES 2024(2/2 ページ)

» 2024年01月09日 00時30分 公開
[井上翔ITmedia]
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古いシステムの“強化”にも使える「Ryzen 5000シリーズ」新モデル

 Ryzen 5000シリーズの新モデルは、3D V-CacheでL3キャッシュ増量したものが1つ、GPU非搭載のものが1つ、GPUを統合したもの(APU)が2つ登場する。いずれも“枯れたシステム”で低コストかつ高パフォーマンスのPCを構築することを目的に投入される。

Ryzen 7 5700X3D

 「Ryzen 7 5700X3D」は、Ryzen 7 5700Xをベースに「3D V-Cacheテクノロジーズ」を適用することでL3キャッシュを大幅に増量したモデルだ。米国における想定販売価格は249ドル(約3万5900円)となる。主な仕様は以下の通りだ。

  • CPUコア:8基16スレッド(3GHz〜4.1GHz)
  • GPUコア:なし
  • L2/L3キャッシュ:合計100MB
  • TDP(熱設計電力):105W
  • CPUファン:なし(別売)
Ryzen 7 5700X3D 3D V-CacheでL3キャッシュを大きく増やしたRyzen 7 5700X3D
Core i5-13600Kとの比較 発売当初の想定販売価格が同じ「Core i5-13600K」を「100%」とした場合の平均フレームの比較。アーキテクチャが古いSocket AM4でも、まだまだ戦えるということを示したいようだ

Ryzen 7 5700

 「Ryzen 7 5700」は、今まで製品情報にはありながらも販売されてこなかった“サフィックス(末尾のアルファベット)なし”の8コア16スレッドCPUだ。8コア16スレッドの処理パフォーマンスを低コストで導入したい人に向けて、いよいよ登場する。

 米国における想定販売価格は175ドル(約2万5300円)となる。主なスペックは以下の通りだ。

  • CPUコア:8基16スレッド(3.7GHz〜4.6GHz)
  • GPUコア:なし
  • L2/L3キャッシュ:合計20MB
  • TDP(熱設計電力):65W
  • CPUファン:AMD Warith Spire
Ryzen 7 5700 製品情報がずっとあったにも関わらず、表に出てこなかった「Ryzen 7 5700」がついに登場する
Ryzen 7 5700 ゲームを楽しむ観点ではIntelの「Core i5-12400F」とほぼ同じパフォーマンスを発揮できるという

Ryzen 5 5500GT/5600GT

 「Ryzen 5 5500GT」「Ryzen 5 5600GT」は、GPUを統合したAPUの新製品だ。Ryzen 5 5500GTは純粋な新製品だが、Ryzen 5 5600GTについては「Ryzen 5 5600G」の動作クロックを向上したリフレッシュ製品ともいえる。想定販売価格は、Ryzen 5 5500GTが125ドル(約1万8000円)、Ryzen 5 5600GTが140ドル(約2万200円)となる。主なスペックは以下の通りだ。

  • Ryzen 5 5500GT
    • CPUコア:6基12スレッド(3.6GHz〜4.4GHz)
    • GPUコア:Radeon Graphics
    • L2/L3キャッシュ:合計19MB
    • TDP(熱設計電力):65W
    • CPUファン:AMD Warith Stralth
  • Ryzen 5 5600GT
    • CPUコア:6基12スレッド(3.6GHz〜4.6GHz)
    • GPUコア:Radeon Graphics
    • L2/L3キャッシュ:合計19MB
    • TDP(熱設計電力):65W
    • CPUファン:AMD Warith Stralth
Ryzen 5 5500GT/5600GT Socket AM4ベースで内蔵GPUが必要な人に向けて、Ryzen 5000Gシリーズにも新モデルが登場する
Ryzen 5 5600GT クロックが200MHz向上したせいか、Ryzen 5 5600GTは現行のRyzen 5 5600G比で少しだけ性能が向上している
Ryzen 5 5500GT/5600GT 最高クロックが同じこともあってか、Ryzen 5 5500GTの性能はRyzen 5 5600Gと同じ……と思いきや、一部は上回ったようだ
ラインアップ AMDのデスクトップ向けCPU/APUの最新ラインアップ
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