スマホから家電製品のスイッチを押せる「SESAME bot」はどこまで使える? SwitchBotボットと使い比べてみた山口真弘のスマートスピーカー暮らし:(2/3 ページ)

» 2024年02月19日 12時00分 公開
[山口真弘ITmedia]
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できることは基本的に「押す」だけ

 スマホアプリのセットアップは極めて簡単で、専用アプリを起動し、新規デバイスとして追加を行うだけだ。ちなみに、用いるアプリは同じセサミのスマートロック用のアプリ(セサミ、ひらけゴマ ! セサミ、ひらけゴマ、初代セサミとセサミminiは要別アプリ)とは別で、なぜわざわざ別のアプリに分かれているのか、ユーザー側から見ると少々不思議だ。

スマホ 家電製品 CANDY HOUSE JAPAN SESAME bot SwitchBotボット セットアップするには専用アプリを起動し、右上の「+」をタップして「新規デバイス」を選択する(左)。すると、本製品が自動的に検出される(中央)。アッという間に設定完了だ(右)
スマホ 家電製品 CANDY HOUSE JAPAN SESAME bot SwitchBotボット スマホアプリを開き、三角マークをタップすることでアームが回転する

 なお本製品ができるのは、スイッチを「押して戻る」「一回りする」「離して戻る」という3つの動作だけだ。SwitchBotボットのように、専用シールをスイッチに貼り付け、押し込んだスイッチを引っ張って戻したり、あるいは遅延実行を踏まえて複数のアクションを組み合わせたりするなどの設定は行えない。

 そのため、用途としてはインターフォンの「応答」スイッチのように、1つのスイッチを繰り返して押すという挙動に限定される。実際にメーカーサイトを見ても、本製品をオートロックのインターフォンに取り付け、集合住宅の入り口のドアを、スマホからの操作によって遠隔で開けるなど、押すことに限定した用途が紹介されている。

 もちろん本製品を2台用意すれば、スイッチの両端に取り付けて押したり戻したりといった操作は可能になるため、前述のような壁面の照明スイッチなどにも対応できるが、それならばSwitchBotボットを1台だけ導入した方が、ユーザーのニーズに合致する場合の方が多そうだ。

スマホ 家電製品 CANDY HOUSE JAPAN SESAME bot SwitchBotボット 選択できる動作は「押して戻る」「一回りする」「離して戻る」の3つ。「一回りする」という動作はあまり使い道がないと考えられ、実質的には押すだけと考えるべきだろう
スマホ 家電製品 CANDY HOUSE JAPAN SESAME bot SwitchBotボット こちらはSwitchBotボットの同じ画面。「押す」「スイッチ」「カスタム」の3モードがあり、カスタムは遅延実行も含めた複数のアクションも登録できる
スマホ 家電製品 CANDY HOUSE JAPAN SESAME bot SwitchBotボット SwitchBotボットの「スイッチ」モードは押すだけでなく、引く動作にも対応する。スイッチにシールを貼り付けて引っ張る仕組みだ
スマホ 家電製品 CANDY HOUSE JAPAN SESAME bot SwitchBotボット SwitchBotボットの「スイッチ」モードでオンにしたところ。スイッチが押し込まれている
スマホ 家電製品 CANDY HOUSE JAPAN SESAME bot SwitchBotボット SwitchBotボットの「スイッチ」モードでオフにしたところ。押したスイッチを引っ張って元の状態に戻している。こうした使い方は本製品では対応できない

Nature Remoと組み合わせれば外出先からの利用も可能に

 ところで、本製品とスマホの通信はBluetoothで行われるため、本製品単体では、外出先からの操作は行えない。外出先から本製品を操作したければ、別売のWi-Fiモジュールが必要なのだが、供給が極めて不安定で、本稿執筆中(2024年2月)の時点で、半年近く品切れが続いている。公式サイトの口コミが、納期に関するクレームで埋まっているほどだ。

 そのため、現時点で本製品を外出先から操作したければ、本製品が連携可能なスマートリモコン、具体的には「Nature Remo」シリーズの利用がオススメだ。

 これらを連携させれば、Wi-Fiを経由し、Bluetoothでは届かない外出先からの利用が可能になる他、Alexaなど音声アシスタント経由での利用もできるようになり、定型アクションにも組み込める。現状ではこの方法が最もオススメだ。なお、対応するのはNature Remoシリーズの中でも一部の製品に限られるのでくれぐれも注意したい。

スマホ 家電製品 CANDY HOUSE JAPAN SESAME bot SwitchBotボット スマートリモコン「Nature Remo」に登録することで外出先からの操作に対応する。まずはNatureアプリで「新しい家電を追加」をタップ(左)。続いて「指ロボット」をタップ(中央)し、「SESAME bot」を選択する(右)
スマホ 家電製品 CANDY HOUSE JAPAN SESAME bot SwitchBotボット Nature Remoの型番(ここではRemo 3)を選択。なお本製品に対応しないモデルもあるので要注意だ(左)。連携のためにQRコードを取得する(中央)。取得したQRコードのスクリーンショットを、フォトライブラリーに保存した後に読み込ませる。やや分かりづらい部分だ(右)
スマホ 家電製品 CANDY HOUSE JAPAN SESAME bot SwitchBotボット セサミボットをNature Remoに登録する。ちなみに通信はBLEで行われる(左)。名前をつけた上で「次へ」をタップして連携完了だ(中央)。Nature Remoアプリのホーム画面に「セサミボット」が表示された(右)
スマホ 家電製品 CANDY HOUSE JAPAN SESAME bot SwitchBotボット Natureアプリからの操作画面(左)。こちらはAlexaアプリ上の操作画面。定型アクションに追加することも可能だ(右)

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