うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、2月25日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!
米Microsoftが2月13日(現地時間)にリリースした「Windows 11 バージョン 23H2/22H2」向けの2月度セキュリティ更新プログラム「KB5034765」において、エラーによってインストールに失敗する可能性があるという問題が報告されている。
エラーが発生した場合、「何かが計画通りに進みませんでした。心配する必要はありません。変更を元に戻します。」とメッセージが表示され、インストールが96%でロールバックされるという。
この問題は、隠しフォルダーの「C:\$WinREAgent」を削除することで回避できるとのこと。エクスプローラーの表示オプションの「表示」タブ→「詳細設定」にある「隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する」にチェックを入れて「OK」を押して変更を保存する。その後、隠しフォルダー「C:\$WinREAgent」を削除する。
Microsoftはこの問題の解決に取り組んでおり、今後のリリースで修正アップデートを提供する予定だ。
米Jon Peddie Research(JPR)は2月27日(現地時間)、2023年第4四半期における、世界のPC向けGPU市場の調査結果を発表した。2023年第4四半期のPC向けGPUの出荷台数は7620万ユニットに達したという。
GPUの出荷台数は、前期比で5.9ポイント増加した。企業ごとではIntelが10.5ポイント増と好調で、AMDとNVIDIAはそれぞれ順に2.9ポイント減、1.5ポイント減となっている。市場シェアもIntelが前期比で2.8ポイント増、AMDが1.4ポイント減、NVIDIAが1.36ポイント減となっている。
JPRは2024年から2026年にかけてGPUの年平均成長率は3.6%で、この期間の終了時には、インストールベースで50億ユニットに達すると見立てている。また、今後5年でPCにおけるディスクリートGPU(dGPU)の普及率は30%になると予想している。
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