週末の秋葉原では、CrucialのPCI Express 5.0対応の超高速SSD「T705シリーズ」が話題を集めた。PCI Express 5.0接続のSSD自体は既にリリースされているが、その“最高速度”を更新する製品だ。
先週、複数のショップにCrucialのPCI Express 5.0対応M.2 SSD「T705シリーズ」が入荷した。
容量のラインアップは1TB/2TB/4TBの3種類で、それぞれ「ヒートシンク付き」と「ヒートシンクなし」が用意されている。ヒートシンクなしモデルのシーケンシャル(連続)アクセススピードと実売価格(税込み、以下同)は以下の通りだ。なお、ヒートシンク付きモデルは2000円強増しとなる。
シリーズ最速は2TBモデルで、シーケンシャル読み出しが公称毎秒最大1万4500MBとなっており、PCI Express 5.0対応SSDの中でも特に高速なSSDとなる。2023年6月に登場した「T700シリーズ」と比べると、ファームウェアの更新などにより高速化を実現できたのだという。
販売初日から2TBモデルや4TBモデルが売り切れるショップが現れるなど、反響は上々のようだ。パソコンSHOPアークは「PCI Express 5.0の限界にチャレンジするような速さで、やはり注目度は高いですね。T700シリーズが出た頃よりもSSDの冷却環境は整っていますし、導入してみたいと思っている人は少なくないと思います」と話していた。
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