Googleの「Google Homeシリーズ」(現在の「Google Nestシリーズ」)やAmazonの「Amazon Echoシリーズ」など、日本でも2017年からスマートスピーカーが相次いで販売され始めました。それ以来、筆者宅ではいわゆる「スマート家電」を導入し始め、少しずつですが自宅を「スマートホーム」にしています。
当初はスマート家電のバリエーションは少なく、価格も比較的高価でしたが、多くのメーカーが参入したことで、手頃な価格の製品も増えました。「これもスマホやスピーカーから操作できるようにしてしまおう!」と、日々工夫を行うのが1つの趣味になっている状況です。
いろいろ導入してきた中で、筆者が一番便利に感じたのが、玄関などのドアロックをリモート操作できる「スマートロック」です。カードのタッチ操作やスマホからの遠隔操作で解錠/施錠することに“憧れ”を持っていたことに加えて、解錠/施錠の通知を受け取ることで子どもの学校からの帰宅を検知できるというメリットを知って数年前に導入しました。あまりにも便利で、周囲にも「スマートロック、いいよ!!」と積極的に勧めていました。
しかしつい先日、自宅のスマートロックが突然故障してしまいました。ここから、筆者の身に“悲劇”が襲いかかることになります。
筆者が自宅で使っていたスマートロックは、購入から既に3年半ほど経過しており、メーカー保証は既に終了しています。
まずは「修理を……」と思ってサポートに連絡してみたところ、新品の実売価格と変わらない修理代金の見積もりが届きました。恐らく、事実上の新品交換で対応することになると思われます。
ちょうど別のスマートロックが気になっていたこともあり、今回は今までのスマートロックは修理せず、新しいスマートロックに乗り換えることにしました。
賃貸住宅に住んでいることもあり、筆者は後付けタイプの(既存のドアロックに取り付ける)スマートロックを使ってきました。新しく購入したスマートロックも、後付けタイプです。
このスマートロックは当時“新製品”としてリリースされたもので、注文後2〜3週間で届くとされていました。あまりにも楽しみで、「いつ届くかな……」と毎日ワクワクしていたものです。
そして届いた当日、全ての作業を中断し、新しいスマートロックの取り付けを行いました。後付けタイプのスマートロックは、基本的にメーカーが違っても取り付け方法に大きな違いはありません。大まかな手順は以下の通りです。
今回は、スマートロック本体に加えてオプションの「キーパッド」も購入し、一緒に取り付けました。このキーパッドは、あらかじめ登録した暗証番号(PIN)に加えて、指紋による解錠/施錠にも対応する多機能タイプです。
キーパッドを使うには、アプリからスマートロック本体とひも付ける必要があります。筆者はまず、スマートロック本体をドアに取り付けセットアップし、その後で本体とキーパッドのひも付けを行い、キーパッドを取り付けました。
これがさらなる悲劇につながるとも知らずに……。
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