Windowsに標準で搭載されている生成AIを活用したアシスタント機能「Copilot in Windows」は、具体的にどう役立てられるのか。今回はタスクやスケジュールを整理する上で、Copilotを活用してみたい。また、生成させたスケジュールをGoogleカレンダーにインポートする手順も紹介する。
Copilot in Windowsを使ってスケジュールを組み立てる際に有効な活用例として挙げられるのが、デッドライン(締め切り)のあるイベントに対して、タスクの実行順を考えるような作業だ。例えば、引越しの日程が決まった際などには、そこまでに向けてすべきことをリストアップし、週ごとのToDoリストの素案を素早く作成できる。
例えば、「1カ月後に引っ越しが決まりました。何の準備を進めればよいか、具体的な作業をスケジュールとひもづけて整理してください」とプロンプトで指示してみる。これに対してCopilot in Windowsは、週ごとのタスクを箇条書きでピックアップしてまとめたテキストを生成した。
実際には、ここからタスクの抜けがないかの確認や、時期の調整などを人力で行えば、タスクリストとスケジュールの素案をスムーズに整えやすいはずだ。
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