インタフェースは本体右側にUSB Standard-A(USB 3.2 Gen2)とUSB Type-C(USB 3.2 Gen2)が1つずつ、そしてmicroSDメモリーカードスロットも備わっている。
左側にはACアダプター端子、HDMI出力ポート、USB Standard-A(USB 3.2 Gen2)と、PD(Power Delivery)で給電/充電も可能なUSB Type-C(USB4)、そしてヘッドフォン端子がある。頻繁に使うことも多いUSB端子が、左右に2つずつありため、周辺機器を接続する際の取り回しも良好だ。
背面にはポート類は一切なく、全体が排気口になっている。詳しくは後述するが、ノートPC向けとしては性能が高い反面、消費電力も高く、発熱も気になる高性能CPUやディスクリートGPUを搭載しているため、熱対策は念を入れているという感じだろう。
背面に排気を行うため、PCを使う側に対して熱気を感じるようなこともない。今までのTUFシリーズからすると、スッキリとした外観にまとめあげられているTUF Gaminig A14だが、高負荷状態が長く続くような使い方をしても、熱でへこたれないような工夫があるのは、さすがTUFシリーズといったところだろう。
また、背面の排気口とヒンジの間には、電源状態やディスクアクセス状態を示すステータスLEDが設けられている。しかし、PCを開いた状態では見えない位置にあるため、ステータスLEDの使い勝手はあまりよくないと感じた。
本体重量は実測で1451gだった。公称値で約1.46kgなので、ほぼ公称値通りの重量だ。
とはいえ、やはり「TUFシリーズのゲーミングノートPC」として考えると、驚くほどに軽い。ゲーミングノートPCといえば見た目通りに重量があり、2kgを超えるモデルも珍しくなかったことを考えると、TUF Gaming A14はイマドキのモバイルノートPCほどではないが、持ち出して使うことにためらいを感じない「普通のノートPC」としても扱える1台になっている。
付属するACアダプターは最大200W出力と高出力で、大きさも重量もそれなりにある。PCとの接続端子もUSB Type-Cではなく専用端子になっているため、サードパーティー製のACアダプターで代用するといったことは難しい。
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