最後に、今このタイミングでゲーミングPCの購入を考えている人が気になるのは「モンスターハンターワイルズが遊べるか」だろう。
実際にモンスターハンターワイルズのベンチマークテストを実行した結果だが、スコアは1万を超え、平均フレームレートも「65.83fps」、評価としても「問題なくプレイできます」と表示されたため、まず問題なく遊べる。
グラフィックプリセットも「高」、解像度設定も「2560×1600ピクセル」と、TUF Gaming A14で遊ぶには最もGPUへの負荷が高い設定でこの結果なので、一狩り行くための相棒として、TUF Gaming A14は十分に活躍してくれるはずだ。
冒頭にも書いた通り、多くの人が抱くゲーミングPCのイメージからはだいぶスッキリと、スタイリッシュにまとまったASUSのTUF Gaming A14だが、テスト結果の通り、中身はしっかりとゲーミング仕様であり、何よりタフな1台であることは間違いない。
とはいえ、それもゲームを遊ぶシーンになって初めてゲーミングPCだったと思い出せるほど、普段のたたずまいは普通のノートPCと変わらない。
基本性能の高さ、高解像度のディスプレイ、キータッチの良好なキーボードや、本体左右にUSBポートが備わっているなど普通のノートPCとしての使い心地も良好だ。
従来のゲーミングPCがマッチョだとすれば、TUF Gaming A14は細マッチョといったところだろうか。実は意外とやるやつなんです、と、パワーが必要になるシーンでは見た目からは想像できないタフさを発揮してくれるため、見た目も性能も、どちらも重視したい人には有力な候補になる1台だ。
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