うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、6月22日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!
Googleは6月25日、開発者向けのコマンドライン版AIエージェント「Gemini CLI」を発表した。Apache 2.0ライセンスでオープンソース化されており、ターミナル上でGeminiの機能を直接利用できる。
Gemini CLIは、個人のGoogleアカウントでログインし、無料のGemini Code Assistライセンスを取得するだけで追加料金なしに利用可能だ。
1分間に60件、1日1000件のリクエストまで無料で使え、Gemini 2.5 Proの100万トークンのコンテキストウィンドウにもアクセスできる。また、コーディングアシスタントの「Gemini Code Assist」とも統合されており、エージェントモードで複数ステップのプラン作成や失敗した実装パスからの自動回復機能も利用可能だ。
その他、Gemini CLIの主な機能は、Google検索を活用したリアルタイム情報取得、Model Context Protocol(MCP)による機能拡張、プロンプトのカスタマイズ、スクリプト内での自動実行など。コーディング、コンテンツ生成、問題解決、リサーチにも対応する。
Microsoftは6月24日、Windows 10で動作するMicrosoft Defender(ウイルス対策)のサポートを2028年10月まで継続すると明らかにした。
Windows 10のサポート自体は2025年10月14日に終了するが、移行に猶予が必要な環境のために、最大3年間の有償サポートを行う「延長セキュリティ更新プログラム(ESU)プログラム」が提供される。
ESUは、個人でも年間30ドルで利用できる。このESUが2028年10月までなので、ウイルス対策もあわせて2028年10月までの提供になっている。
なお、ウイルス対策自体はESUに加入しなくても利用できると考えられるが、セキュリティ更新はESU加入者にのみ提供される。ただし、ESUに加入しても新機能やテクニカルサポートは提供されてないので、できるだけ早くWindows 11に移行した方がいいだろう。
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