M4 Mac miniでもWindowsと変わらず、LM Studioを使って簡単にgpt-oss-20bの導入が可能だ。macOS向けに本記事ではLM Studioの導入から、gpt-oss-20bの実行まで分かりやすく解説しよう。
LM Studioの公式サイトにアクセスし、「Download for Mac(M series)」ボタンをクリックしてLM Studioをダウンロードする。
「LM-Studio-0.3.26-6-arm64.dmg」(記事公開時の最新バージョン)ファイルがFinder上にダウンロードされるので、ダブルクリックして開く。
すると、LM Studioアプリが表示されるので「Applications(アプリケーション)」ディレクトリにドラッグ&ドロップしてアプリのインストールを完了させよう。
コピーが完了したら、Finderでアプリケーションディレクトリを開き、「LM Studio」をダブルクリックして起動する。
Windowsと比べると、アプリのインストールは基本的にドラッグ&ドロップで済むので、初心者にとってはWindowsよりmacOSの方が直感的で分かりやすい。
インターネットからダウンロードしてきたアプリを導入すると必ず表示される確認画面が表示されるので、「開く」をクリックしてLM Studioを立ち上げる。
LM Studioの導入はこれで完了だが、これだけではgpt-oss-20bを利用できないため、初期設定の手順を引き続き詳しく見ていこう。
LM Studioを立ち上げると初期設定画面が表示されるので、「Get Started」ボタンをクリックして初期設定を進めよう。
続いて「Choose your level(熟練度)」を選択する画面が表示される。これは、LM Studioのユーザーインタフェースの複雑さを指定するもので、Userはどちらかというと初心者向けの構成となる。
前回で触れた通り、MCP Serverの導入や、モデル読み込み時のパラメータ設定が必要になることもあるため、ここでは「Power User」を選択して「Continue」をクリックすることをオススメする。
すると、gpt-oss-20bが初めて使うオススメモデルとして表示されるので、この段階で「Download gpt-oss-20b」をクリックしてモデルのインストールを済ませてしまおう。
「You’re all set!(準備完了)」と表示されれば、これでLM Studioの初期設定は完了だ。早速「Start a New Chat」をクリックしてgpt-oss-20bを使ってみよう。
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