ここからは、AMDから提供を受けた写真や動画を交えて、今回見学できた5つの工程を紹介していく。
「System Level Test(SLT)」工程では、実際の動作環境に近いシステムをセットアップした上で、自社製ASICの検証を行う。
OSを起動して、診断プログラムや「ROCm」(ロッケム)ののワークロードを実際に動作させる。一般にHPCやAIデータセンター環境では、高負荷での稼働が要求される傾向にあるので、実際に製品が出荷される前段階で起こり得る問題を未然に発見し、品質を保つ役割を持つ。
「Active Thermal Station(ATS)」は、量産向けを想定した自動化テストを実行するSLTとは異なり、主に熱条件を設定しての各種テストを行うエンジニアリング工程だ。温度制御による挙動の変化や、GPU内部にある“ホットスポット”の検証を行う。
ポストシリコン工程における「開発」と「量産」の中間に位置するステップともいえる。
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