ソフトバンクモバイルとソフトバンクテレコムは、携帯電話を内線電話として利用可能にする法人向けサービス「ホワイトオフィス」の申し込み受付を開始した。
ホワイトオフィスは、オフィスの固定電話と携帯電話間で内線番号を使った通話を可能にするサービス。社内だけでなく、社外でも携帯電話を内線電話として利用でき、保留・転送や多段転送、一斉呼び出しなどの機能も利用できる。
オフィスの固定電話とソフトバンクケータイ間の内線通話料は、定額料金を支払うことで24時間無料となり、外出中の社員との通話も内線の利用で無料になるなど、通話コストの削減を見込める。導入についても、専用線接続用インタフェースの有無や内線容量、内線接続機能の有無などの条件が適合してる場合には企業内で利用しているPBX(企業内交換機)の設定変更などで利用でき、大がかりな設備投資は不要だという。
ホワイトオフィスの料金は、初期費用として1番号あたり1050円の内線登録料が必要で、調査・設計・構築・運用などのサービスを利用する場合は別途、各種付帯契約料金が必要。1回線あたりの月額料金は、ホワイトプランの980円、内線接続の980円、Wホワイトの980円がかかり、これに専用線接続料が追加される。
ソフトバンク、法人向け「ホワイトオフィス」発表──固定・携帯間の内線通話機能を提供
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