ウィルコムとフェイスは、次世代PHS「XGP」を搭載する家庭用情報端末の共同開発に着手したと発表した。合わせて、情報端末を利用した自治体向け地域活性化サービスの開発も開始する。
家庭用情報端末は、テレビに接続して利用するスタイルで、テレビの画面上で地域情報や生活情報を取得できるようにするもの。フェイスは情報端末とコンテンツサービスプラットフォームを提供し、ウィルコムはXGPとXGPを活用した次世代無線ネットワークを提供する。
両社が開発する地域活性化サービスは、地方自治体が各家庭に配布する情報端末に、XGPの基地局を通じて防災情報や地域情報、医療情報、エンタテインメントコンテンツを配信するというイメージ。ほかにも区報の配信、議会放送、地域講座への申し込み、学校・病院と連携したサービスなどを検討する。
ウィルコムはこの家庭用情報端末を、地域活性化について連携協定を締結している沖縄県金武町で活用する予定としている。
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