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» 2004年12月28日 05時00分 UPDATE

冬WINのスタンダード、「W21T」を試す (1/5)

Bluetooth機能搭載に注目が集まる「W21T」だが、Eメールのバックグラウンド受信や、凝った日本語入力機能も魅力。スタンダードなデザインはユーザーを選ばない。

[坪山博貴,ITmedia]

 auの2004年冬WINの先陣を切って登場したのが東芝製の「W21T」だ(10月13日の記事参照)「A5504T」に続いて、WIN端末では初のBluetooth搭載。またデザイン面でも、個性の強い冬WINの他の3モデルと比較すると、ベーシックな折りたたみデザインがむしろ特徴的。冬WINの中ではスタンダードに位置づけられる端末だ。

サイズもデザインも、すべてがスタンダード

 外観からして個性の強い端末が多い2004年冬WINの中で、極めてスタンダードといえる存在がW21T。カラーリングこそサンライズイエロー、ブリーズグリーンという派手目も採用しているが、スタンダードな折りたたみ形状、カメラユニットも背面でデジカメスタイルも採用していない。非常にベーシックなスタイルで、サイズも今時の多機能携帯電話の標準的なものだ。

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W21Tのイメージカラーのサンライズイエロー。A5506TやA5504Tと比較するとより丸みを帯びた流れるようなデザインとなっている。ディスプレイ周囲もイエローに合わせこんだシルバーになっており、アンテナもボディカラーに合わせるなど、カラーリングにはこだわっている


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側面から見ても流れるような綺麗なデザインだ。側面のボタンは2つのみ。デジカメスタイルを採用していないゆえのシンプルさだ


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「W22H」よりははるかにコンパクトだが、「W21CA」と比較しても実はサイズ的にはほとんど変わらない。最厚部の厚みもさほど変わらないのだが、絞り込みのあるデザインが小さく見せているし、実際持って小さいと感じる

 ベーシックなデザインのため操作系にも無理がない。キーサイズ、ピッチともにほぼ平均的で、数字キーが下に寄り過ぎることもない。auの東芝端末は、A5504TまでminiSDスロットがディスプレイ側にあるなど、ディスプレイ側の厚みやトップヘビーな印象もあったが、これもA5506T同様に改められている。

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W22HやW21CAと比較すると、数字キーが中央に寄っており、配置のバランスも良い。W21CAはキーピッチに余裕を持っているのはいいが、指の移動が大きくなり、手の小さな女性には不評だった

 もっともauでは現状“WIN端末=多機能端末”であり、W21Tも例外ではない。着うたフルに対応し、背面にステレオスピーカーを装備。QVGA液晶、130万画素CMOSカメラを搭載し、QVGAサイズ/15fpsの動画撮影/再生も可能。東芝端末の特徴だったテレビ出力機能は静止画/動画再生だけでなく、撮影時やゲーム利用時(ゲーム側の対応が必要)にも可能になった。機能的には十分ハイエンドといえるものだ。

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カメラとライトはヒンジ寄り、自分撮り用のファイダーにもなる背面ディスプレイは中央と標準的な配置。ステレオスピーカーも背面にある。端子カバーはゴム製ではなく一定位置まで開いたままにできるタイプで、音楽ケータイとしてヘッドフォンを利用する頻度が高い場合でもカバー部が痛まない

 Bluetooth対応もWIN端末では唯一となる。道交法の改正でハンズフリー需要が増えBluetoothヘッドセットの入手が容易になり、これを目的にW21Tを選択する人も多いだろう。A5504Tの時には「Bluetooth対応カーナビでのハンズフリー通話用」という位置づけだったが、W21Tでは市販のBluetoothヘッドセットの利用も想定され、推奨機器としてアイ・オー・データ機器製の「PDI-B903/HSK」が紹介されている。

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ヘッドセット、PC、ほかのBluetooth対応携帯電話と問題なく接続ができた。Vodafone 802SEとはアドレス帳の全コピーも問題なく行え、フリガナなども問題なく転送された
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