レビュー
» 2005年01月28日 00時30分 UPDATE

「F901iC」のPC連係機能を試す (1/3)

富士通製のFOMA 90xシリーズとして既に4機種目となる「F901iC」。AACエンコードの音楽を取り込みやすくなったのが大きな特徴といえるが、従来モデルの不満点が大きく改善された点も魅力だ。

[坪山博貴,ITmedia]

 F901iCは、FeliCa対応のFOMA端末。「F2051」(2002年12月の記事参照)から採用しているSymibian OSによる多機能性と、スタンダードな折りたたみデザインを継承している。

 FeliCa搭載FOMAの前モデル「F900iC」(2004年8月の記事参照)をベースに、901iシリーズ共通の特徴となるミュージックプレイヤー機能、3Dサウンド/グラフィック機能を装備。オートフォーカス機構付きの204万画素CCDは、901iシリーズの中でも高いスペック値で(2004年11月の記事参照)写りもよく(1月7日の記事参照)、「F900i」(2004年6月の記事参照)から搭載された指紋センサーも搭載している。

sa_f1.jpg
 折りたたみ型ボディはそのままに、デザインを大きく変えてきた。これまでの富士通製FOMAにはなかったアンテナが復活。ディスプレイ背面のヒンジ寄りが盛り上がっているのは、ここにステレオスピーカーと200万画素カメラユニットを置いたためだろう
sa_f2.jpg
 ディスプレイ側のほうが厚みがある

 デザイン面ではF900i/iCのラウンドデザインから、シャープなデザインに変更された。気になるのはF900i/iCから厚みが2ミリほど増し、さらにディスプレイ側の厚みがあるためか、トップヘビーな感がある点。F900i/iCと比べて実サイズ以上に「ゴツイ」という印象も受ける。

 キーレイアウトは従来機から大きな変更はない。iモード/iアプリキーが下方向キー、カメラが上方向キーといった割り当てはクセがあるが、不満を感じるものではない。2つのサイドキーは、今時の端末としてはシンプルだが、端末を開いて使う際にサイドキーへの操作の依存が少ないのはむしろ好ましいともいえるだろう。

sa_f3.jpg
 キーレイアウトに大きな変更はないが、方向キーが独立したボタンではなくなった。サイズ、ピッチ共に無理がなく操作感も良好

 PCとの連携が強力なPIM機能も「F」の伝統だ。F901iCでは充電台のUSB端子が復活。市販のUSBケーブルで充電しながらPCと接続し、データ交換やデータ通信が行える。端末に装着したminiSDカードにPCからアクセス可能なUSBマスストレージ機能にも対応。miniSDカードに保存された撮影画像をPCに取り込んだり、PC内の音楽ファイルを端末のminiSD内に書き込んだり……といったことが容易に行える。

sa_f4.jpg
 充電台の背面に標準のUSB Bポートを装備。USBケーブルは別売りだ

iTunesからドラッグ&ドロップで転送〜ミュージックプレイヤー

 FOMA 901iシリーズ共通の特徴となったのがミュージックプレイヤー機能。AACフォーマットの音楽ファイル再生に対応し、例えばiTunesでエンコードした音楽ファイルをそのまま再生できる。

       1|2|3 次のページへ

Copyright© 2016 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.