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» 2006年03月16日 22時47分 UPDATE

Mobile Weekly Top10:W-SIMは人と一緒に成長する?

バンダイ製のキッズケータイにも採用された、ウィルコムの通信モジュール「W-SIM」は、対応端末に差し替えて使えるのがポイント。「人と一緒に成長する」という、その心は?

[吉岡綾乃,ITmedia]

 先週に引き続き、今週も「SO902i強し」という結果だった+D Mobile。ソニー・エリクソン初のFOMA端末ということで、期待がふくらんでいる方も多いのではないでしょうか。21日にちゃんと発売されるよう、私もお祈りしようと思います。

 ところで今日は、東京プリンスホテルパークタワーで行われた、「キッズケータイpapipo!」の発表会に行ってきました。このパークタワーは、開業1周年の新しいプリンスホテル。東京プリンスホテルと同じ敷地内にあるのかと思いこんでいたら、増上寺を挟んで反対側の敷地なんですね。間違って東京プリンスホテルに行ってしまった私は、慌ててパークタワーへダッシュ。結構離れていたので焦りました……でも間違えた人は私だけではなかったらしく、同じ方向へ急ぐ同業者らしき人々を見かけて、ちょっと心強く(?)思ったり。

 前振りはこれくらいにして本題へ入りましょう。バンダイ&ウィルコムの合同発表会ということで、まずはバンダイの人とウィルコムの人が交互にスピーチをする、という構成でした。

 ウィルコム土橋匡氏のスピーチは、PHSが低電磁波で体に優しいこと、携帯電話に比べて音質がよいこと、低出力の基地局をたくさん設置して面をカバーしていること……など、PHS関連ニュースを追っている身としてはわりとおなじみの内容だったのですが、面白かったのが「W-SIMが子どもの成長を見守る」という内容のパートでした。

 W-SIMとは、PHSの通信機能をコンパクトにまとめた通信モジュールです(3月16日の記事参照)。W-SIMを対応端末(SIM-STYLE)に差し替えながら使っていけば、電話番号は変わらずに、子どもの成長に応じて、その時々に合ったケータイが使えますね……という内容でした。「なるほど、これも1種のユーザーの囲い込み策だな」と感心しながら聞いていました。

 W-SIMが発表されたのはちょうど1年前の2005年3月16日。対応するSIM-STYLEの音声端末としては、第1号機が去年の11月25日に売り出されたばかりの“TT”(2005年10月20日の記事参照)、第2号機が今回発表された「キッズケータイpapipo」になります。

 ここまで読んで、ピンとくる方もいるのでは。そう、W-SIM&SIM-STYLEはまだ世に出て日が浅いため、子どもが成長しても選ぶほど端末のバリエーションがないのです。キッズケータイpapipo!を使っていた小学生の女の子が、中学生・高校生になったら何を使うの?

 土橋氏が紹介したのは、なんと「W-ZERO3」。「Eラーニング用途の情報端末として使えます。インターネットで調べ物をしたいときとか……(以下略)」

 かねてより「W-ZERO3はいい端末だと思うが、女子的には萌えないのではないか」と主張している私としては、思わず隣に座っていた記者Gと顔を見合わせ、くくくっと声を潜めて笑ってしまったのでありました。女子高生にW-ZERO3はいくらなんでもキツイんじゃぁ……。あ、もしかして新色のシャンパンシルバーは女子狙いだったのかも?

 冗談はともかく、1枚のW-SIMとともに子どもが育っていく、という姿はとてもいいなあと思う私です。SIM-STYLEのラインアップが揃って、どれにしようか迷える日が早く来るといいですよね。

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