イー・モバイル端末は、上位にデータ通信端末が占める状況は大きく変わっていない。
首位はUSBスティック型の「D12HW」が前回の2位から浮上。続いて2位にUSBスティック型のデータ通信端末「D12LC」、3位にUSB型の「D02HW」、4位にHSUPA対応の「D21HW」、5位にUSBスティック型の「D11LC」が入った。
今回は2007年12月の発売以来、長らく人気を維持するD02HWの後継機種として販売店がプッシュする「D12HW」が首位を獲得。このほか、上り最大1.4Mbpsで通信できるHSUPA対応の「D21LC」が前回の10位から6位とかなり大きく順位を上げた。
対して「Touch Diamond(S21HT)」を含め、音声サービス対応の端末がいずれも下位に甘んじている。イー・モバイルは月額780円から利用できる安価な音声サービス用プランを用意するが、全キャリアの端末を販売する量販店の店員によると「Touch Diamondはかなり興味を持ってくれる人も多いのですが、他キャリアが0円/1円の“かなり高機能”な割安端末を多く用意する現状、総合的に見比べると……と考える人は多いようです」とのことで、音声端末はやや苦戦しているもよう。今後、どのような動きになるか少し見守りたい。
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